スマートパトカーが滞在超過の英国人男をキャッチ、ブラックリスト入りで5年間タイ入国禁止

2021
10.18

スマートパトカーが滞在超過の英国人男をキャッチ、ブラックリスト入りで5年間タイ入国禁止

タイ入国管理局のイメージ

タイ南部スラタニ県の入国管理局は2021年10月17日、349日間のオーバーステイをしたとして、イギリス人の男（43歳）を逮捕しました。

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報道によると、出入国管理の生体認証システムを搭載したスマートパトカーが、スラタニ県ムアン区のチャロクラット通りを歩いていたイギリス人の男（43歳）をキャッチ（経緯不明）。イギリス人の男が349日間のオーバーステイであることが明らかになり、逮捕となりました。

タイでは昨年のパンデミック以降、今に至るまで、帰国困難な外国人（とは言っても全員が対象）には、手続きを行うことでビザなしでも滞在延長を許可しています。手続きさえ行っていれば滞在延長が許可され、逮捕されることはありませんでした。

なお、逮捕されたイギリス人の男は規則に従いブラックリスト入りし、タイには5年間の入国禁止となります。

オーバーステイのルール（2016年3月20日より）

出頭した外国人の場合

1.1 滞在許可最終日より数えて90日を超えて滞在した外国人は、王国出国後１年間は入国不可
1.2 滞在許可最終日より数えて1年を超えて滞在した外国人は、王国出国後3年間は入国不可
1.3 滞在許可最終日より数えて3年を超えて滞在した外国人は、王国出国後5年間は入国不可
1.4 滞在許可最終日より数えて5年を超えて滞在した外国人は、王国出国後10年間は入国不可