バンコクの浴場施設を利用する客のクレジットカードを不正に使用したとして、22歳のインフルエンサーのタイ人の女が2025年1月7日午後7時50分に逮捕されました。この女は中国人グループと共謀して犯行を行った疑いが持たれています。

逮捕はエカマイにあるコンドミニアムの38階の部屋前で行われました。警察の捜査により、この女は温泉施設を訪れるふりをして、施設利用者のリストバンドを密かに持ち去り、磁気ストリップを改造してロッカーを開ける仕組みを作り上げていたことが判明。改造には、中国人グループ4人が協力していたとされています。

警察によると、被害者は温泉施設でリストバンドを使用し、ロッカーに貴重品を保管していましたが、後日、クレジットカードが約34万3,000バーツ分不正利用されていることに気づきました。カードの利用は、被害者が温泉を利用中に行われたとみられています。

捜査の結果、この女性がバーの宣伝活動を行うインフルエンサーとして活動しながら、犯行を繰り返していたことが明らかになりました。現在、警察は他の被害者や共犯者に関する情報を収集しており、同様の被害が複数件発生している可能性があるとみて捜査を続けています。

女は現在、トンロー警察署に拘留されており、法的手続きが進行中です。