2024
01.26
01.26
【解説】「コージェネレーション」の意味や言い換えは?ビジネスシーンにも役立つカタカナ・外来語の取説
私たちが日々使っている外来語やカタカナ語。すっかり定着した言葉もあれば、実はよく分からずに使っているという単語もあるでしょう。
外来語を他の言葉で言い換えたいときは、国立国語研究所の「外来語言い換え提案」が参考になります。
「外来語言い換え提案」は、公共の場などで使われる少し分かりにくい外来語について、言葉遣いを工夫して分かりやすい言い換えを提案するもの。国立国語研究所の外来語委員会が2003〜2006年、計4回発表し、一覧にまとめました。
20年前の提案なので、一覧の中には、現在は定着している外来語もあるかもしれません。
「コージェネレーション」。この言葉の意味や、「日本語」で言い換えたら何というか知っていますか?
それでは見ていきましょう。
コージェネレーション
♢言い換え語
熱電併給
♢用例
自動車用や家庭用コージェネレーションなど応用分野では、小型化や低価格化が今後の技術課題になっており
♢意味説明
電気と熱とを同時に作り出して供給すること
♢
手引きとして、異なる種類のエネルギーを同時に作り出すことが原義だが、発電設備の排熱を利用する場合など、電気と熱とを同時に作り出すことを指すのが一般的なのだそう。
エネルギーの供給を、費用をかけず、環境に影響を与えることもなく、効率的に行うための仕組みを指し、今後普及が進むものとも考えられているようだ。
「併給」が分かりにくい場合は、「熱電同時供給」の語を用いると良いとされている。
Source: HuffPost