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【推しの子】YOASOBIが語る「アイドル」誕生秘話。「いつかボカロで出そう」と思っていた【NHK紅白歌合戦】
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※2023年にハフポスト日本版で反響の大きかった記事をご紹介しています。(初出:11月28日)
2023年のNHK紅白歌合戦でYOASOBIが披露する、人気アニメ『【推しの子】』主題歌の「アイドル」。【推しの子】公式チャンネルの動画では、YOASOBIのAyaseさんとikuraさんが、原作者の赤坂アカさんと横槍メンゴさんに「アイドル」の制作秘話を明かしています。
◆「アイドル」制作秘話は?
楽曲を「アイドル」と名付けたきっかけを聞かれたAyaseさんは「アイドルしかないかなと思った」「それ以外は最初から考えがなかったかもしれない」ときっぱり回答。赤坂さんも、初めてアルバムジャケットに踊るタイトルを見た時に「こんなに真っすぐ、かっこいいやつを作るなんて(と思った)」と振り返りました。
実は、Ayaseさんは元々『【推しの子】』のファンで、いち読者として原作にふれるうちにインスピレーションが湧き、「勝手に曲を作っていた」そう。「いつかボカロとかで出そうかな」と思って書いた曲が、今の「アイドル」の元になっていると語りました。
また、1つ目のサビの直後に入る印象的なラップパートについて、「かっこいいと思ったから」入れたとAyaseさん。最初に曲を作った際にはそのような構想ではなかったと言い、ikuraさんが歌うと決まった際に「強さを出す」べく、本格的なラップを挿入したそうです。
曲中に時折登場する「オイ!オイ!」という掛け声に関して、この「オタクコール」を担当したREAL AKIBA BOYZのメンバー・マロンさんは赤坂アカさんの旧知の友人だそうで、「動画が公開されたときに『ほら見ろよ』と(マロンさんから連絡が来た)」と語っています。
ikuraさんが「(作中のキャラクター・星野)アイを大リスペクトして」声作りもこだわり、彼女としても「新しい扉を開いた」という作品。横槍さんも、初めて曲を聴いた際に「すげー曲がきた」「歴史を塗り替える曲」だと赤坂さんに熱弁したそう。ikuraさんが持つ「すべてのかわいいをこの曲に出して」というAyaseさんのディレクションのもと完成した「アイドル」は「二度とあの歌い方にはならない」ほど特別だといい、赤坂さんも「(「アイドル」に)ふれないで今この現代生きることが不可能なレベル」だとうなづきました。
『【推しの子】』は、『週刊ヤングジャンプ』と『少年ジャンプ+』連載されている、赤坂さんと横槍さんの漫画作品。地方都市で働く産婦人科医・ゴローの前にある日、”推し”のアイドル「B小町」のアイが現れた。彼女はある禁断の秘密を抱えており、そんな2人の出会いから運命が動き出していく、というストーリーが描かれています。
Source: HuffPost