2025
08.20

「ブルートレインが帰ってきた」新たな夜行列車が2027年春から運行開始へ。そのビジュアルに鉄道ファン湧く

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新たな夜行特急列車(イメージ)新たな夜行特急列車(イメージ)

JR東日本は2027年春、首都圏と北東北エリアを結ぶ新たな夜行特急列車を導入すると発表した。かつて日本各地を走った「ブルートレイン」を思わせる青い車体をまとい、全席をグリーン車個室とするラグジュアリーな設計が特徴だ。

今回導入されるのは、特急「ひたち」「ときわ」などで運用されるE657系特急車両を改造した10両編成。外観は、2色の青で塗り分けられ、往年の寝台特急を象徴する「メモリアルブルー」と、夜明けを思わせる濃紺「ミッドナイトホライズン」が車体を彩る。この2色の間には白いラインが入っており、これについてJR東日本は「夜明け前の一瞬の輝き『ブルーモーメント』」と表現している。

車内は全席グリーン車指定の個室仕様で、1人用、2人用、4人用の個室がある。1人用、2人用個室は、座席をフルフラットにするとベッドとしても利用できるため、長時間の移動でも快適に過ごせる設計だ。座席は素材感豊かな塗装や落ち着いた色味で統一され、靴を脱いでゆったりくつろげる空間になっている。

一部の座席は「プレミアムグリーン個室」となっている。1人用・2人用のタイプがあり、広々としたL字型ソファや荷物置きスペースを備え、座面を組み替えればフルフラットのベッドスタイルに変化。

また、4人用個室は家族や友人同士での利用を想定し、常にフルフラットで横になれる広さを確保。小さなお子さま連れでも安心して利用できる。

さらに、車両唯一のオープンスペースであるラウンジは、旅の合間に他の乗客と語らったり、グループ旅行の拠点としても活用可能。販売スペースも併設され、車内で軽食や飲み物を購入することができる。

 消えたブルートレイン、その後の夜行列車は?

この新列車のルーツとなる“ブルートレイン”とは、かつて全国を結んだ青い寝台特急列車の総称だ。「はやぶさ」「富士」「あけぼの」などが代表格で、長距離移動の象徴として親しまれた。

1958年に登場した寝台特急「あさかぜ」に端を発し、当時導入された新型客車「20系」の濃いブルーにアイボリーのラインを配したデザインが人気を博し、いつしか「ブルートレイン」と呼ばれるようになった。それまでの国鉄車両にはなかった冷暖房、食堂車、A寝台個室を備え、「走るホテル」と称された豪華さで鉄道ファンを惹きつけた。

しかし、新幹線や航空便の拡充で利用者が減少し、北海道新幹線開業に合わせ、2015年に最後のブルートレイン「北斗星」引退をもって定期運行は終了した。

現在、国内で定期運行される夜行列車は東京駅と高松駅・出雲市駅を結ぶ「サンライズ瀬戸・出雲」のみであり、東日本エリアにおける夜行列車復活は久々のこととなる。

JR東日本は、経営ビジョン「変革2027」として「移動を楽しく、快適・便利に」を掲げている。今回の新列車について「夜行列車による日常を離れた旅の体験を通じ、鉄道で旅をするワクワクした気持ちを思い起こしていただきたい」と説明する。

鉄道ファンにとっては待望の「復活」と言える新たな夜行列車。SNS上では、「やばい、めっちゃ乗りたい!」「ついにブルートレインが帰ってきた」「夜行バスより快適に移動できるのありがたすぎる」「北斗星廃止から10年。あと2年の辛抱」との声が見られた。

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Source: HuffPost