タイ人男性がカンボジア・ポイペトで転落死、監視カメラ映像が捕らえたその瞬間

2025
01.10

2025年1月8日、タイと国境を接するカンボジアのポイペトにある18階建ての建物から、タイ人男性（41歳）が転落して死亡しました。この瞬間を記録した監視カメラの映像が公開され、事件が注目を集めています。

映像には、男性が建物の14階付近で誰かから逃げているような様子が映っており、その後、ベランダを使って避難を試みましたが、誤って転落したとみられます。事件に関連する映像は、Facebookの「Drama Addict」ページで初めて公開されました。

防犯カメラの映像より引用

現場の建物は、過去にも特殊詐欺やその他の犯罪行為に利用されていた記録があるとされています。タイ警察の経済犯罪取締部は、この建物が詐欺組織の拠点として使用されていた可能性を指摘しています。

ポイペトは国際的な詐欺ネットワークの拠点の一つとされており、オンライン詐欺、人身売買、マネーロンダリングなどの活動が行われているとの報告があります。タイ当局はカンボジア政府と連携して犯罪組織の摘発を進めていますが、国際的なネットワークの複雑さが課題となっています。

事件の詳細については、引き続き関係当局による調査が進められています。