2023
12.26

知ってる? ティッシュを洗濯機で洗ってしまった時の簡単裏技。 “アレ”を使えば綺麗に落ちる(2023年回顧)

国際ニュースまとめ

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※2023年にハフポスト日本版で反響の大きかった記事をご紹介しています。(初出:3月5日)

2023/03/05 08:36 ウェザーニュース

花粉に加えて寒暖差の大きいこの時期は鼻水やくしゃみが出やすく、花粉症の人のみならずティッシュが欠かせない毎日になっているのではないでしょうか。
そんな鼻を噛んだティッシュをついポケットなどに入れたまま洗濯してしまった…という人も多いかと思います。
ウェザーニュースが2021年に実施した調査によると、実に約9割の人がティッシュを一緒に洗濯してしまった経験があることが分かりました。
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洗濯後の衣類やタオルなどにこびりついたティッシュの断片は取れにくく、泣きたくなるほど後片付けが大変ですよね。でも、あきらめる必要はありません。全国で家事代行サービスなどを展開するカジタク・サプライヤチームの鈴木健吾さんに、簡単にきれいにできる対処法を教えていただきます。

洗濯物の点数が少ないとき

ティッシュのついてしまった洗濯物があまり多くないときは、家庭にあるアイテムを使って除去することができます。

「粘着ローラーや野菜ネット、食器用スポンジが使えます。どれも家庭にあるか、スーパーや100円ショップなどで、簡単に手に入れることができますね」(鈴木さん)

▼粘着ローラー

あまり広い範囲でなければ、衣類に付着したティッシュの上をコロコロ転がして取る。

▼野菜ネット

ティッシュが散らばって付着してしまったときは、玉ねぎやオクラなどのネットが使える。ティッシュのついた面を手前から奥に向かって、優しくスライドさせる。

▼食器用スポンジ

ティッシュのついた表面をなでるようにして除去。衣類の種類によっては素材が傷みやすいので、優しく丁寧に行うこと。

水洗いや洗濯機できれいに

ティッシュの付着した洗濯物が多いときなど、水洗いも有効だといいます。

「簡単なのはバケツでの水洗いですね。ある程度の量を一度に行いたいなら、洗濯機が使えます。乾燥機で乾燥させて取るのも効果的です」(鈴木さん)

▼バケツ

洗濯物をバケツに入れて、水洗いする。落ちたティッシュが再付着しないよう1度に入れる洗濯物は少量にして、水をこまめに変えること。水を流すときは、排水溝のつまりの原因とならないよう、必ずティッシュを取り除いてから。

▼洗濯機

洗濯物をもう一度洗濯機で洗う。洗剤を使わず、すすぎ1回・脱水1回のコースを選ぶ。このとき、お酢か柔軟剤を使うとより効果的。

〈酢を使う〉

酢は衣類に付着したティッシュをふやかして、落ちやすくする効果がある。ティッシュがなくなるまで、すすぎを何回か繰り返す。

〈柔軟剤を使う〉

柔軟剤を使う場合は、洗った後に洗濯物に多少のティッシュが残っていても、そのまま干してしまう。柔軟剤の効果で静電気の発生が抑えられるため、乾く間にティッシュが自然と落ちるか、乾いてから軽く叩くと落ちる。

▼乾燥機

乾燥するとティッシュが剥がれやすくなり、また乾燥機の遠心力で剥がれていく。コツは、入れる洗濯物を少量にすること。また、衣類が乾燥機を使える素材かどうかも、確認すること。

洗濯機の掃除も忘れずに行う

洗濯機にティッシュが残っていると、次の洗濯物についてしまう可能性があります。 

「洗濯機の掃除は、まず乾燥モードで30分ほどかけて、ティッシュを乾燥させます。乾いたら掃除機で吸ったり、粘着テープでくっつけて取り除きましょう。水分の残ったティッシュを吸うと、掃除機の故障につながるので注意します。

乾燥できないタイプの洗濯機なら、洗濯槽に水を張ります。1時間ほど放置しておくとこびりついていたティッシュが浮き上がってくるので、すくい取りましょう」(鈴木さん)

家にある手軽なアイテムで簡単にきれいにできることを知っておくと、いざという時に安心です。ただ、防げるのなら防ぎたいもの。ご家族には念を入れて注意喚起を行うのがいいかもしれません。

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Source: HuffPost