2022
09.23

夏に酷使したエアコン、秋にやっておきたいお手入れ方法。メーカーがすすめる3つのポイントがこれ

国際ニュースまとめ

連日の猛暑で夏に「酷使」したエアコン。

暑さが落ち着いてきたこの時期、どんなメンテナンスをしておくと良いでしょうか。

やっておきたいお手入れ方法をご紹介します。

エアコンのフィルターエアコンのフィルター

エアコンメーカーのダイキン工業は、「夏じまい」に済ませておきたいメンテナンスの方法を、3つのポイントで紹介しています

(お手入れの前には運転を停止し、電源プラグを抜くか、ブレーカーを切りましょう)

1.フィルターのお手入れ

フィルターの掃除によって、気になる電気代の節約効果もあるとされています。

手順としては以下3点を紹介しています。

・掃除機でフィルターについたホコリを吸い取る。

・汚れがひどいときは、台所用中性洗剤で洗う。

・水洗い後は、軽く水切りして、日陰でよく乾かす。

フィルターを洗う際のポイントとしては、「ホコリがついている裏側から水をあてる」と汚れが落ちやすいそうです。

また、乾燥が不十分だとカビや臭いの原因になるとして、十分に乾燥してから取り付けることがおすすめです。

同社の実験では、フィルター掃除をした場合、しなかった場合と比べて約5割(48.9%)のムダな消費電力量を削減されたという結果も(10年以上前のエアコンと、約3年分のホコリが溜まったフィルターを用いて検証)。

フィルター洗浄の手順フィルター洗浄の手順

2.熱交換器が汚れていないかよく確認

熱交換器とは、空気を冷やしたり温めたりする部品。

フィルターの奥にあり、冷房の運転時には冷たくなって「結露」が発生します。

薄いアルミの板が並んでいる形状で、汚れがつくとカビや臭いの原因になることも。ただ、自分で掃除するとアルミ板が変形してしまうこともあるため、洗浄が必要な場合は専門業者に相談するよう呼びかけています。

熱交換器のチェックポイント熱交換器のチェックポイント

3.室外機の背面に異物が挟まっていないかチェック

室外機の裏側などにゴミや洗濯物は挟まっていないでしょうか?

物が挟まっていると、室外機への風の通りが妨げられてエアコンの能力が低下し、余計な電気代がかかってしまうことも…。台風などで飛来物が挟まってしまうこともある季節、あらためて点検してみると良さそうです。

また、掃除をしてからも、月に一度「送風運転」をすると、エアコン内部にホコリや菌がたまるのを防ぎ、臭いの予防対策になるそうです。 

室外機室外機

ーーー

ひとりひとりが、サステナブルな地球環境の中で、自分らしく生きていくためにーー。

ハフポスト日本版は「SDGs」「多様性」「働き方」の三つのテーマを大きな柱としています。時事ニュース、企画特集や個人の声を拾い上げるオピニオンなど多様な記事を発信し、ハフポストの記事から会話を始めること、多くの関係者と協力しながら社会問題を解決することを目指していきます。

…クリックして全文を読む

Source: HuffPost