05.11
心が苦しくなった時、大きな悲しみや不安を感じた時、私たちができる心のケアとは?
芸能人に関する報道を目にして心が苦しくなった時、大きな悲しみや不安を感じた時、どうすればいい?
24時間365日、誰でも無料・匿名で利用できるチャット相談窓口を運営するNPO法人「あなたのいばしょ」が、いま私たちができる心のケアについて発信しています。
芸能人に関する報道を見て「こころ」が苦しくなった方への緊急対処法、相談窓口の案内、報道機関が守るべきルール等をまとめたモーメントを作成しました。1人1人にできることがあります。自分のこころを守りつつ、周りへの声かけ、相談窓口の拡散等へのご協力もお願いします。https://t.co/jkLJLfb99M
— NPO法人あなたのいばしょ (@ibashochat) May 10, 2022
不安な心を落ち着けるために、いますぐできることとして
・友達や家族と話す
・ゆっくり深呼吸する
・相談窓口を利用する
などを挙げ、SNSなどのニュースや情報の影響を受けやすいと感じている人に向けて、「ミュートワードを設定する」といった具体的な対処法も紹介しています。
影響を受けやすいと感じる方はTwitterで「①ミュートワードを設定する」「②地域設定を外国にする」などの方法もあります。自らの心を守りつつ、周りの方への声かけや相談窓口の拡散にもご協力をお願いします。https://t.co/MRVr9wtLPcpic.twitter.com/5vgSlf0CLO
— NPO法人あなたのいばしょ (@ibashochat) May 10, 2022
また、人道医療支援に取り組む国際NGO「世界の医療団」は、連日報道されるウクライナ侵攻のニュースなどによって深い悲しみや不安を感じた時、私たちにできる心のケアについて発信しています。
#ウクライナ の皆様 日本にいる皆様
そして戦争を起こしたくなかったロシアの皆様
今回の軍事侵攻によって、人びとが深い悲しみと怒り、大きな不安を抱いています。
関わる人々の心に深い傷を与えています。
そのようななかで、今私たちにできる心のケアについて発信します。https://t.co/nKtvQUS8Kgpic.twitter.com/ID2134rnXS— 世界の医療団 (@MDM_JP) March 2, 2022
精神科医の森川すいめいさんによるトラウマインフォームドケアの考え方をベースに「4つのR」で心のケアについて解説し、さらに次のような具体的なアドバイスが紹介されています。
こころが少しでも楽になるために
● できるだけ規則正しく生活してください
● 1日20分くらいの散歩をしてください
● 良く寝てください
● しっかりと食べてください
● 気分を変えるためにお酒や薬物の乱用は避けてください
● 深呼吸を忘れずに
● 自然の中を歩いてみてください
● ゆっくりお風呂に入ってください
● 良い香りを見つけてください
● マッサージを受けたり、自分でしたりしてみてください
※こころが楽になるための方法はたくさんありますので、ぜひご自身で探してみてください。
苦しむ人の助けになるために周りの人ができること
● できるだけ早く助けてください
● 助かるまで手厚く関わってください
● 具体的に必要なものがあれば、その支援をしてください
● 表出した行動に対して、怒ったり、排除したりしないでください
● 話したいことをよく聴いてください
● 話したくないことを無理に話させようとしないでください
● 解釈したり、分析したり、診断したりしないでください
● 良かれと思ってその人に嘘をつかないでください
● その人の意思を尊重し、その人が自分で選択できることを助けてください
● 対等であり、対話的であることが大切です
● 支援をする人が勝手に結論を出すことは避けてください
● 痛みを持つ友人や、仲間、家族と一緒に優しい時を過ごしてください
● 文化や、歴史、ジェンダーの問題を理解し、尊重してください
Source: HuffPost