03.22
ハライチ岩井勇気さん、「この人昔は良かったのに」は「願望の押し付け」と持論
お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気さんが、「この人、昔は良かったのに」と感じることに対し、それは「自分の願望の押し付け」とする持論をTwitterで投稿。共感の声が相次いでいる。
岩井さんは3月22日午後、Twitterで次のようにつづった。
<「この人、昔は良かったのにこうなっちゃったかぁ〜残念」って思うけど、相手は元々そういう人間で、結局「この人、自分好みのこういう人であってほしかったなぁ〜」「こういうことはしないでほしかったなぁ〜」っていう自分の願望の押し付けなんだよな。」
「この人、昔は良かったのにこうなっちゃったかぁ〜残念」って思うけど、相手は元々そういう人間で、結局「この人、自分好みのこういう人であってほしかったなぁ〜」「こういうことはしないでほしかったなぁ〜」っていう自分の願望の押し付けなんだよな。
— 岩井勇気 ハライチ (@iwaiyu_ki) March 22, 2022
相手の言動に落胆してしまう背景には、相手が悪いのではなく、「こうあってほしい」という願望を自らが抱いていたことにあるという。
同様の発言は、俳優の芦田愛菜さんもかつて公の場で述べていた。
「見えなかった部分が見えただけ」
2020年、主演を務めた映画『星の子』の完成イベントに出席した芦田さん。司会者から「芦田さんにとってまず、信じるってどういうことだと思いますか」との質問を投げかけられると、芦田さんは言葉をゆっくり選びながら、次のように答えた。
「『その人のことを信じようと思います』っていう言葉って結構使うと思うんですけど、それってどういう意味なんだろうと考えたときに、その人自身を信じているのではなくて、自分が理想とするその人の人物像みたいなものに期待してしまっていることなのかなというふうに感じて」
芦田さんは続けて、「だからこそ人は『裏切られた』とか『期待していたのに』とか言うけれど、別にそれはその人が裏切ったとかそういうわけではなくて、その人の見えなかった部分が見えただけ」と語った。
「その見えなかった部分が見えたときに、それもその人なんだと受け止められる揺るがない自分がいるっていうのが信じられるということなのかなと思ったんですけど」
一方で、芦田さんは「揺るがない自分の軸を持つのってすごく難しい」と強調。「だからこそ人は信じるって口に出して、不安な自分がいるからこそ、例えば成功した自分だったりとか、理想の人物像だったりにすがりたいんじゃないかなって思いました」と述べていた。
岩井さんのツイートに関連し、芦田さんの発言を思い起こす声もSNS上で相次いだ。「願望の押し付け」や「理想とする人物像への期待」だとして、自分本位の見方に一石を投じる2人のコメントに共感する声も上がっている。ネット上では「変な期待をしてしまうこと、気をつけたい」など、自らの行いを省みる声も寄せられた。
Source: HuffPost