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トランプ、女性記者を「黙れ、子ブタ」と罵倒。エプスタイン文書を問われ侮辱発言
アメリカのトランプ大統領が11月14日、ジェフリー・エプスタイン元被告の事件に関連した文書について質問した女性記者を「ブタ」と侮辱した。
性的人身売買の容疑で起訴されたエプスタイン元被告は、勾留中だった2019年に死亡した。トランプ氏は、かつて親交のあったエプスタイン元被告に関する資料を公開していないことを批判されている。
エプスタイン文書に対する関心が高まる中、ブルームバーグのキャサリン・ルーシー記者が14日夜にワシントンD.C.近郊のアンドルーズ空軍基地を出発し、フロリダ州パームビーチへ向かう大統領専用機で、この文書について質問。
これに対し、トランプ氏は回答する代わりに「黙れ、黙れ、この子ブタ」とルーシー記者を一喝した。
機内で撮影された映像には、トランプ氏が指を振りながら威圧的にルーシー記者に反応する様子が映っている。
【動画】質問した記者に「黙れ、黙れ、この子ブタ」と怒鳴るトランプ大統領
ルーシー記者は長年ホワイトハウスの取材を経験しており、AP通信に在籍していた2018年には、トランプ大統領とポルノ俳優ストーミー・ダニエルズ氏の関係について初めて質問している。
今回の侮辱がその時の“記憶”と関係していたのかは不明だが、トランプ氏はフロリダからワシントンD.C.に戻る16日の大統領専用機でも、ルーシー記者を再び名指しで攻撃した。
ルーシー記者はこの時には、かつて夕食に招いた白人至上主義者で反ユダヤ主義の極右コメンテーター、ニック・フエンテス氏について尋ねたところ、トランプ氏は「あなたは最悪だ。ブルームバーグだろ? なんであなたがそこにいるのか理解できない」と言い放った。
ブルームバーグはAP通信・ロイターと並ぶ主要通信社だが、現在、「プール」と呼ばれる代表取材をする記者団から外されている。
トランプ氏は2月、メキシコ湾を「アメリカ湾」と呼ぶことに従わなかったAP通信の記者を、大統領執務室や大統領専用機での取材から締め出した。
連邦地裁は4月にAP通信社の取材禁止は違憲と判断したものの、政権は取材禁止を解除するのではなく、他の通信社もまとめて排除する決定をした。
現在、AP通信、ロイター、ブルームバーグの記者は常時プールに参加しておらず、大統領専用機への同乗も、ホワイトハウスが親トランプ派の有力者やインフルエンサーを確保できなかった便に限られているとみられる。
アメリカ国内ではエプスタイン文書を公開するよう求める声が高まっている。連邦議会下院は18日、司法省にエプスタイン文書の大部分を公開することを義務付ける法案を427対1の圧倒的多数で可決した。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集・加筆しました。
【動画】質問した記者に「黙れ、黙れ、この子ブタ」と怒鳴るトランプ大統領
Source: HuffPost




