2025
10.26
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トランプに「史上最悪」と不満をぶちまけられた表紙、TIMEが差し替える
マレーシア・クアラルンプールで開かれたASEAN首脳会議に出席したトランプ大統領(2025年10月26日)トランプ大統領から表紙を酷評されたTIME誌が、雰囲気をがらりと変えた新たな表紙を発表した。
TIME誌が最初に公開した写真はトランプ氏を下から撮影したもので、首のしわが見えていた。
しかし「トランプの世界」という見出しの新しい表紙では、正面から撮ったトランプ氏の写真が採用されており、首は見えない。
トランプ氏はあごの下で手を組んでおり、厳格で風格のある姿を伝えている。
トランプ氏は10月13日に最初の表紙写真が公開された後、「TIME誌は私について比較的良い記事を書いてくれたが、写真はおそらく史上最悪だ」とトゥルースソーシャルで批判した。
「私の髪の毛を“消して”代わりに何かが頭の上に浮かんでいる。王冠が浮いているようだが、ものすごく小さい。本当に奇妙だ!私はもともと下からのアングルで撮られるのが好きではないが、これは非常に悪い写真だ。批判されるべきだ。いったい何をしているんだ、なぜこうする?」と不満をもらしている。
この批判から約10日で、表紙写真が差し替えられることになった。
TIME誌のInstagramには「いつの日か、もしかしたら数十年後かもしれないが、この表紙は歴史の教科書に載るだろう。ある国でのファシズムの台頭を詳細に説明する章で、自由な報道がどう妥協したのかを説明するものとして」というコメントが書き込まれている。
デイリービーストは、TIME誌オーナーであるマーク・ベニオフ氏がトランプ氏の怒りを和らげるために、よく見えるような写真を起用したのではないかと記事で推測している。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。
Source: HuffPost




