富士山の山頂で撮った、奇跡的な瞬間をおさえた写真がXで話題です。　

投稿したのは、野口絵子さん（@ekonoguchi）。

「山頂から見えた虹に私の影が映ってる！！！」と、1枚の写真をアップ。雲海の中の虹に人の影が写っている神秘的な写真です。

この投稿には11万もの「いいね」がつき、「これはブロッケン現象！」「ブロッケン現象ってこんなに綺麗に見えるの！？ これをみたら『神が降臨した』と勘違いするのも無理はないにゃぁ」「こんなにキレイに見れるんですね～」「思わず手を合わせてしまった… ご利益ありそう」などの反響が寄せられています。

「ブロッケン現象」とは、 山頂などで太陽を背にして立つと、光の拡散で自分の影が前方の雲や霧に大きく映し出され、その周囲に色のついた光の輪が見える現象のこと。

野口さんは当時の様子を振り返り、「富士山の山頂で雲海を眺めていたところ、ふと虹が現れ、さらに自分の影も雲に映っているのが見えて驚いて撮影しました。現象として『ブロッケン現象』とも呼ばれるもののようですが、実際に見るのは初めてで、感動的でした」と明かします。

また、反響の大きさについて、「予想以上の反響をいただき、驚いています。 とくに印象に残ったのは、富士講（富士山を信仰する民間の信仰組織）の巡礼者はこの現象を『御来迎』、阿弥陀如来の出現と呼んでいた、とコメントで教えていただいたことです。まさに自分が体験した光景そのものが御来迎だったのだと知り、とても感動しましたし、こんなに珍しい瞬間に出会えたことが本当に嬉しいです」とコメントしています。　　

【画像】奇跡の瞬間をとらえた1枚！

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