2025
08.04
08.04
オジー・オズボーン葬列、世界中のファンが故郷に集結。妻・シャロン涙のピースサイン【英・バーミンガム】
7月30日、英国・バーミンガムの街は、オジー・オズボーンさんを迎える最後の時を見守った。
葬列は、かつてオズボーンさんがフロントマンを務めたバンド、ブラック・サバスの曲を奏でるブラスバンドの音色に包まれながら、ゆっくりと市中心部を進んでいった。棺を乗せた車の屋根には、深い紫の花で形作られた十字架が輝き、沿道にはファンが捧げた花束とメッセージが溢れ、一面の追悼の色に染まっていた。
BBCによると、この日、バーミンガムには英国各地のみならず、アメリカ、メキシコ、スペインなど世界中からファンが集まった。彼らは数百マイルを旅し、時には仕事を休んで、オズボーンさんの見送りに駆けつけた。街角にはブラック・サバスのグッズを身にまとった人々が立ち並び、老若男女が一つになって「闇の王子」に別れを告げた。
40年間連れ添った妻のシャロン・オズボーンさんは、子どものエイミー、ケリー、ジャックとともに行列に身を寄せた。ブラック・サバス橋に到着した彼女は、山のように積まれた花々とカードを見つめ、涙を拭いながらファンへ向けて静かにピースサインを掲げた。その姿は、深い悲しみの中にも、オジーを愛し続ける人々への感謝が滲んでいた。
AP通信によると、葬列は故人が生まれ育ったアストンの街を抜け、かつて最後の公演を行ったヴィラ・パークの近くを通過し、プライベート葬儀へと向かった。
Source: HuffPost




