2025
06.30
06.30
第13回 昭和史論争と近代化論争――マルクス主義歴史学の55年体制
昭和史論争の中で亀井勝一郎は『昭和史』には奥行きのある「人間」が描かれておらず、それゆえにまた「国民」の姿も不在であると論難した (C)時事
(前回はこちらから)
『昭和史』に嚙みついた亀井勝一郎
マルクス主義にとって歴史は大事である。正しい歴史把握が、同時に、今なにをなすべきかについての政治的指針となるからである。したがって、マルクス主義的な歴史、あるいはその方法論に対する批判は常に政治的意味合いを同時に帯びてしまう。他方、マルクス主義の思想的プ…
Source: Foresight

