2025
06.22

米・トランプ大統領、イランの核施設3カ所を攻撃したと発表。「平和か、はるかに大きな悲劇か」イランの対応次第でさらなる攻撃も示唆

国際ニュースまとめ

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アメリカのトランプ大統領は6月22日(日本時間)、アメリカ軍がイランの核施設を攻撃したことを明らかにした。

トランプ大統領はXで、イランのフォルドウ、ナタンズ、イスファハンの3カ所の各施設を攻撃したと発表。

その上で同日、日本時間午前11時から会見を開き、「我々の目的は、イランのウラン濃縮能力を破壊し、世界一のテロ支援国家による核の脅威を阻止すること」と話した。

イランが平和的解決に応じない場合は、さらなる攻撃の可能性もあると示唆した。

【画像】トランプ大統領によるX投稿全文

「イランの主要なウラン濃縮施設は完全に壊滅」攻撃の背景は

トランプ氏は約4分間の会見で、「イランの主要なウラン濃縮施設は完全に壊滅した」とし、アメリカ軍の攻撃の成果について語った。攻撃はイスラエルと「一つのチームとして」行われたとし、イスラエルのネタニヤフ首相にも感謝の意を述べた。記者からの質問は受け付けなかった。

トランプ氏は、「イランは40年間、『アメリカに死を』『イスラエルに死を』と言い続けてきた」とし、中東地域でアメリカ兵を含む多くの犠牲者が出てきたと指摘。

今回の核施設攻撃は「このような事態を起こさせない」ためのものだったと、攻撃を正当化するような発言を重ねた。

「平和か、はるかに大きな悲劇か」さらなる攻撃も示唆

会見では、今後のイランの対応について圧力をかけるような発言も繰り返した。

平和的解決を見出せない場合は、さらなる攻撃もありうるとし、以下のように述べた。

「中東の“暴君”であるイランは、今こそ和平を果たさなければならない。そうでなければ、今後の攻撃ははるかに大規模になる」

「平和が訪れるか、イランにとって過去8日間で私たちが目撃したよりもはるかに大きな悲劇が訪れるかのどちらかだ。まだ多くの標的が残っていることを忘れるな」

詳細については、国防総省本庁舎で米国時間午前8時から、ピート・ヘグセス国防長官らによる記者会見が行われると話した。

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Source: HuffPost