12.31
2024年 タイ沿岸の海水質調査結果、トップはサミラビーチ(ソンクラー県)
タイ国内の沿岸海域における2024年の海水質調査結果が発表され、全国210地点での評価が行われました。この調査は、海水質基準6項目に基づいて行われ、全国の海水質の現状が明らかになりました。天然資源・環境省公害監視局が2024年12月31日に伝えています。
調査結果の概要
調査結果によると、タイ沿岸海域の海水質は以下の通り評価されています:
- 良好:49%
- 適切:43%
- 劣化:6%
- 非常に劣化:2%
海水質が良好な地域トップ10
調査の結果、海水質が最も良好と評価された10地点は以下の通りです:
1. ソンクラー県 サミラビーチ
2. プーケット県 ナイハーンビーチ
3. クラビ県 トンサイビーチ
4. クラビ県 マヤベイ
5. クラビ県 ロサマベイ
6. クラビ県 ユン島
7. クラビ県 ガイ島
8. パンガー県 ターミアンビーチ
9. ラノーン県 バンベンビーチ
10. サトゥーン県 トゥンリン村
海水質が非常に劣化している地域トップ5
一方、海水質が最も劣化しているとされた5地点は以下の通りです:
1. サムットプラカーン県 チャオプラヤ川河口
2. サムットプラカーン県 染色工場付近(35km地点)
3. サムットプラカーン県 12月運河河口
4. チョンブリー県 レムチャバン南部
5. サムットサコーン県 ターチーン川河口
長期的な傾向と課題
過去10年間(2015年~2024年)の調査では、タイ全域の海水質は安定しており、「適切」以上の評価を受けた地域が90%以上を占めています。特にアンダマン海沿岸では「良好」と評価される地域が増加している一方、タイ湾内側では栄養塩類や細菌濃度が基準を超えることが多く、赤潮などの海洋変色現象の発生リスクが指摘されています。
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Source: タイランドハイパーリンクス