12.10
サイバー警察が電子監視装置装着中の容疑者を逮捕、仮想通貨詐欺で全国被害2,000万バーツ超
タイ警察は2024年12月8日、仮想通貨投資詐欺に関与した容疑者の一人をバンコクで逮捕したと発表しました。22歳の容疑者は、詐欺グループのために複数の銀行口座を開設する役割を担っており、逮捕時は配達ライダーとして働いていました。
この詐欺では、デジタル資産投資を装ったプラットフォームを通じ、全国で多数の被害者から資金が騙し取られていました。被害者は、投資額に対して1日あたり10～15％の高額な利益が得られるとの説明を受け、信じて資金を送金しましたが、最終的に引き出しを試みた際、高額な手数料を要求され、その後連絡が取れなくなりました。
警察は、被害者からの訴えを受け、資金の流れや証拠を徹底的に捜査しました。その結果、裁判所から複数の逮捕状が発行され、容疑者の特定に至りました。今回逮捕されたのは、詐欺グループのために銀行口座を提供していた22歳の男です。彼は知人に依頼され、1口座あたり2,000バーツの報酬を受け取る条件でオンライン銀行口座を開設していたと供述しています。しかし、これらの口座が詐欺に使用されていたことを知った後、警察の捜査を逃れる生活を送っていました。
容疑者は過去にも同様の詐欺に関与した疑いで逮捕され、現在は裁判所から保釈されている状況でした。保釈中の身でありながら、再び詐欺行為に関与したとみられ、足には電子監視装置（電子アンクレット）が装着されていました。警察は容疑者を逮捕した後、さらに捜査を進め、詐欺グループの他の関係者を追及する予定です。
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Source: タイランドハイパーリンクス
