12.07
サイバー警察、オンライン非合法宝くじネットワークを摘発
タイ警察中央捜査局傘下のサイバー警察は2024年12月6日、オンライン非合法宝くじネットワークを摘発し、6名の容疑者を逮捕したと発表しました。このネットワークは「非合法宝くじ購入グループ」として知られ、LINEの公式アカウントを通じて非合法な宝くじ賭博を行っていたとされています。捜査により、11の銀行口座が賭博資金のやり取りに利用されていたことが判明し、容疑者たちはそれぞれ役割を分担して活動していたことが明らかになりました。
捜査の結果、ネットワーク内では、プレイヤーからの送金を受け取る役割、運営側の口座へ送金する役割、現金を引き出し管理する役割が明確に分けられていました。また、賭博終了後に利益を分配するなど、組織的な運営が確認されました。これらの行為は、タイ賭博法およびマネーロンダリング防止法に違反するものであり、違法な資金の隠蔽・転送が行われていたことが疑われています。
サイバー警察は、違法収益に関連するすべての銀行取引を調査し、6名の容疑者を逮捕しました。違法行為の証拠として、オンラインプラットフォームのアカウントや関連する財産を押収しています。また、警察はこのネットワークがプレイヤーから受け取った金銭を短時間で送金・現金化していた手口を特定しました。
警察は、市民に対しオンライン賭博の参加を避けるよう呼びかけています。賭博への関与は、法律違反であるだけでなく、金融詐欺やマネーロンダリングの共犯者として刑事責任を問われる可能性があります。法律では、これらの行為に対する厳しい罰則が定められており、懲役刑や罰金が科される可能性があると警告されています。
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Source: タイランドハイパーリンクス
