12.05
サイバー警察、TikTokerの拠点を急襲！SNSを利用したオンラインギャンブル誘導の疑い
サイバー警察は2024年12月4日、30万人以上のフォロワーを持つ有名TikTokerが、SNSを通じてオンラインギャンブルへの誘導に関与しているとして、タイ東北部コンケン県内にある拠点を急襲し逮捕しました。
容疑者は、TikTokで多くのフォロワーを持つ一方、Facebookでも5万人近いフォロワーを抱えており、主に宝くじ番号の予想を発信していました。投稿にはQRコードやリンクが添付されており、特定のLINEグループへの参加を促していました。このLINEグループ内ではオンライン宝くじの購入が推奨されており、警察は潜入捜査によって違法行為の証拠を掴みました。
警察は、12月3日に発行された地方裁判所の捜索令状を基に容疑者の拠点を捜索。携帯電話1台を押収し、オンラインギャンブルに関与した証拠が発見されました。取り調べの結果、容疑者は匿名の依頼者からLINEリンクの広告を依頼され、月額15,000バーツの報酬を受け取っていたと供述。自ら運営するLINEグループで宝くじ予想を発信し、興味を持った人々を違法なギャンブルグループに誘導していたことを認めています。この活動は約4年間続けられていたといいます。
さらに、容疑者は宝くじ番号の予想が的中することで注目を集めており、SNSを活用してスピリチュアル的な活動を展開していました。タイ式マッサージや占い、呪術的な刺青（サクヤント）の施術を行う拠点を運営しており、ライブ配信を通じて広く宣伝していましたが、その裏で違法行為に手を染めていたことが明らかになりました。
サイバー警察は、SNSを利用した違法行為が広がる中、引き続き捜査を強化する方針を示しています。
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Source: タイランドハイパーリンクス
