2021
05.14

捕獲のプロが巨大ニシキヘビに遭遇した意外な現場…「対処法知って」(オーストラリア)

国際ニュースまとめ

<民家に入り込んだニシキヘビがいると通報を受けた専門業者が、捕獲の一部始終をとらえた動画を公開> ヘビの捕獲サービスを提供している「サンシャイン・コースト・スネーク・キャッチャーズ24/7」は爬虫類を扱うプロであり、18万人のFacebookフォロワーに向けて情報を定期更新しているオーストラリア、クイーンズランド州の会社だ。そんな彼が、驚くような場所でヘビを捕獲する動画を公開した。 同社のウェブサイトによれば、彼らはFacebookページで動画を共有することで「人々に爬虫類についての知識を深めてもらい、爬虫類に遭遇したときの対処法を知ってもらいたい」という。だが、フォロワーたちはきっと、この動画の教訓を生かすときが来ないことを願っていることだろう。 サンシャイン・コースト・スネーク・キャッチャーズ24/7のスチュアート・マッケンジーがFacebookに投稿した動画は、ある住宅のバスルームに置かれていたトイレットペーパー用の籠に入り込んでしまったヘビの捕獲シーンをとらえている。 マッケンジーは動画の冒頭で、こう説明している。「巨大なカーペットニシキヘビが、住宅のバスルームに入り込み、まずいことになっているという電話を受けたところだ。ヘビがそう簡単に出ていくわけはないから、家族がシャワーやトイレを使うことができるよう、ヘビを外に出してほしい依頼されている」 オーストラリア、クイーンズランド州のサンシャイン・コーストには20種以上のヘビが生息しており、そのうち8種は命に関わる毒を持つ。この家族にとっては幸いなことに、カーペットニシキヘビは毒を持っていない。一帯で最もよく見られるヘビだ。 マッケンジーが招かれざる客を探し始めると、すぐに、乾燥機の上に置かれた籠からしっぽを出し、くつろいでいる様子のヘビが見つかった。籠は、トイレットペーパーをストックしておくためのものだった。 トイレから飛び出して「あそこにいる!」 「こりゃすごい」と、マッケンジーは言う。「結構な大きさだね」 マッケンジーは、こともなげに籠を持ち、トイレの便座上に置く。そして、「君はここにいるべきじゃないんだよ」と優しく声を掛け、専用の道具でヘビを捕まえ、大きな袋に入れた。 動画のなかでは、依頼主の女性がこう説明している。「私がトイレに行き、洗面台で手を洗い、外に出た後で、娘がバスルームに入った。すると、すごい勢いで飛び出してきて、『あそこにいる!』と叫んだの」 動画の最後でマッケンジーは、捕まえたカーペットニシキヘビを「茂み」に戻している。「また会おう。もうバスルームには入らないでね」と言いながら。この行動には、フォロワーたちから「安心した」というコメントが寄せられた。 (翻訳:ガリレオ)

Source:Newsweek
捕獲のプロが巨大ニシキヘビに遭遇した意外な現場…「対処法知って」(オーストラリア)