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タイ東北でパキスタン人詐欺グループを逮捕、言語の混乱を利用した手口
タイ東北部ブリラム県で2024年11月26日、地元商店を狙った詐欺事件に関与した疑いで、4人のパキスタン人が逮捕されました。容疑者らは、主に高齢の店主を標的にし、言語の壁を利用して混乱を引き起こし、現金や商品を騙し取っていたとされています。
逮捕された4人の容疑者
逮捕されたのは、ムハンマド容疑者(35歳)、ムハンマド容疑者(34歳)、アミール容疑者(24歳)、ムハンマド容疑者(21歳)です。地元警察によると、彼らは巧妙な手口で複数の商店から被害を出していました。
容疑者らは、小規模な商店に入り、1,000バーツ札を使ってビールを購入しようとするふりをし、その際に英語とウルドゥー語を交互に使用して会話することで、店主を混乱させるのが特徴です。彼らは、途中で「商品を変更したい」「購入をやめたい」などと主張し、最終的にお釣りや商品を騙し取るという手口を繰り返していました。
詐欺行為は、防犯カメラを設置していた商店の店主が容疑者らの不審な行動に気付いたことで明るみに出ました。店主がその場でカメラの存在を指摘すると、容疑者らは慌てて店を去り、この出来事が警察に通報されました。
警察は捜査を開始し、レンタカーに乗っている容疑者らを発見して逮捕。逮捕当初、容疑を否認していた彼らは、防犯カメラの映像を提示されると犯行を認めました。
その後の調べで、彼らは複数の県を渡り歩き、1日に5~8軒の店舗を狙って犯行を繰り返していたことが判明しました。ターゲットは主に高齢の店主で、1回の犯行で約950バーツを得ていたとされています。
容疑者らは「車両を使用した窃盗」の罪で起訴されました。この罪には、最大で7年6カ月の禁錮および最大15万バーツの罰金が科される可能性があります。
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Source: タイランドハイパーリンクス