10.24
タイの6つの観光地、持続可能な観光への取り組みを評価
タイの6つの観光地が、持続可能な観光への取り組みを評価され、世界的なイニシアチブ「グリーン・デスティネーションズ トップ100ストーリーズ( Green Destinations Top 100 Stories)」に選ばれました。このイニシアチブは、環境保護、地域社会の発展、責任ある観光を推進している観光地を表彰するものです。2024年10月23日にタイ国営メディアNNTが伝えています。
今回選ばれた6つの観光地には、ナーン県の「ウィアンプーピアンチェーヘン(Wiang Phu Phiang Chae Haeng เวียงภูเพียงแช่แห้ง)」、スパンブリー県の「ウートーン古代都市(U Thong Ancient City เมืองโบราณอู่ทอง จังหวัดสุพรรณบุรี)」、ソンクラー県の「ソンクラー旧市街(Songkhla City เมืองเก่าสงขลา จังหวัดสงขลา)」、ルーイ県の「チェンカーン(Chiang Khan เชียงคาน จังหวัดเลย)」、ウタイタニ県の「ウタイタニ旧市街(Uthai Thani Old Town เมืองเก่าอุทัยธานี จังหวัดอุทัยธานี)」、そしてプラチュワップキリーカン県の「ホアヒン(Hua Hin หัวหิน จังหวัดประจวบคีรีขันธ์)」が含まれています。
「ウィアンプーピアンチェーヘン」は、伝統的なホーク・ペン祭りを復活させ、ナーン県での年間を通じた観光促進に貢献したことが評価されました。また、「ウートーン古代都市」は、かつてのドヴァラヴァティ王国の首都であり、使われなくなった鉱山を仏教公園に再生し、観光地として整備されました。「ソンクラー旧市街」では、物語を通じた文化遺産の保存や、ユネスコ世界遺産登録を目指す取り組みが称賛されています。「チェンカーン」は、歴史的な木造住宅が立ち並ぶ町で、観光客と地元レストランをつなぐ朝食バウチャープログラムを導入し、地域経済の活性化に寄与しました。さらに、「ウタイタニ旧市街」は、400年にわたる川沿いの生活様式を維持しつつ、干ばつなどの課題に対処する努力が認められました。そして、「ホアヒン」は、廃棄物ゼロを目指すコミュニティ主導の廃棄物管理活動が評価されています。
これらの観光地は、タイ全土の地域社会が文化遺産を守り、環境保護と観光振興を両立させるための取り組みを示す例となっています。これらの観光地は、2024年にチリで開催される「グリーン・デスティネーションズ グローバルカンファレンス」で表彰され、2025年3月の「ITBベルリン」でもさらなる評価を受ける予定です。
■2024 Green Destinations Top 100 Stories
https://thainews.prd.go.th/nbtworld/news/view/647007/?bid=1
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