バンコクの美容クリニックの韓国人医師は無許可だった

2024
10.12

タイでは安価で美容クリニックの施術を受けられるとして多くの方が利用していますが、無許可医師の摘発も度々行われており、注意が必要です。

タイ保健省は2024年10月11日、バンコク・パトゥムワン区にあるクリニックで、無許可で診療や美容相談を行っていたとして、韓国人の男を逮捕しました。この韓国人の男は、タイ国内で医師免許を持たないまま診療を行っていた疑いがあり、最大3年の禁錮または30,000バーツの罰金が科される可能性があります。

今回の摘発は、パトゥムワン区のクリニックで外国人医師が無許可で医療行為を行っているとの通報を受けて行われたもの。現場では、韓国人の男が医師として美容に関する診察や相談を行っていたことが確認されました。韓国人の男は、タイ国内での医師免許を取得していませんでした。

また、クリニックの運営者も違法行為に関与していたとされ、医療施設法に基づき、最大2年の禁錮または40,000バーツの罰金が科される可能性があります。さらに、無許可での医療行為に関する広告がソーシャルメディア上で行われていたことも判明し、これについても処分が検討されています。

当局は、外国人医師の違法な活動を今後も厳しく取り締まる方針であり、韓国人の男に対しては召喚状が発行され、法的手続きが進められる予定です。また、逃亡の恐れがある場合は、国際刑事警察機構（インターポール）を通じて対応することも視野に入れています。

美容関連の医療サービスは人気が高く、今後も違法行為の取り締まりが強化される見通しです。

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