2024
10.10

愛知大学の学生、タイ山岳少数民族の子どもたち支援でオリジナルのアップサイクル商品を企画・制作

国際ニュースまとめ

タイの山岳少数民族の子どもたちを支援するプロジェクト「愛LAND」がスタートしました。愛知大学の学生16名がタイ・チェンマイを訪れ、現地の子どもたちを支援する取り組みとして、タイ・ナレースワン大学の学生と共同で「プープーペーパー」を使ったアクセサリーを制作しました。「プープーペーパー」とは、ゾウのフンから作られた環境に優しい紙で、アップサイクル商品として注目されています。

今回のプロジェクトでは、学生たちがデザインを考案し、ピアスやブレスレットなどのアクセサリーが制作されました。また、「カサロンの家」の子どもたちが描いた絵やメッセージも取り入れられた商品も販売され、販売収益は全額「カサロンの家」に寄付されます。この寄付は、子どもたちの生活や学習環境の改善に活用され、彼らの夢の実現を支援します。

愛知大学では、2018年度からタイの山岳少数民族の子どもたちと約1週間の共同生活を体験する海外ボランティアプログラムを行っています。しかし、今回のプロジェクトは、単発のボランティア活動にとどまらず、継続的な支援を目指した取り組みです。

プロジェクトチーム「愛LAND」には、名古屋キャンパスから12名、豊橋キャンパスから4名の学生が参加。2024年8月にタイ・チェンマイを訪れ、「カサロンの家」の訪問や「プープーペーパー」の制作を行いました。その後、持ち帰った「プープーペーパー」を使い、アップサイクルアクセサリーを手掛けるマッチュルームと連携し、商品を制作しました。

プロジェクトの成果は、日本テレビ系列の「24時間テレビ」でも紹介され、多くの視聴者にこの取り組みが広まりました。

販売品目

  • プープーペーパーを使ったアクセサリー(ピアス、イヤリング、ブレスレット、キーホルダーなど)
  • 子どもたちが描いた絵やメッセージを用いたレターセット、うちわ、しおり

販売先

 

プロジェクトリーダーのコメント 法学部4年 豊嶋智南さん
「継続的な支援を実現するため、たくさんの方に手に取っていただける商品を制作しました。ゾウのフンから作られる紙を使うことで、環境に優しいアップサイクル商品として魅力的です。私たちや『カサロンの家』の子どもたちの思いが込められた商品なので、ぜひ手に取ってみてください。」

SNS
Instagram: https://www.instagram.com/ai_land_16/
TikTok: https://www.tiktok.com/@ai_land_16
愛知大学公式サイト
https://www.aichi-u.ac.jp/news/70873

アップサイクルと「プープーペーパー」について
「アップサイクル」は、廃棄されるはずのものを新しい価値を持つ製品に変える取り組みです。「プープーペーパー」は、ゾウのフンから繊維を取り出し、洗浄・乾燥させて作られた環境に優しい紙で、化学薬品を一切使用していません。

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Source: タイランドハイパーリンクス