2024
10.06

エビデンス未確立な治療法を議論しよう――わたしがGLP-1受容体作動薬のがん予防効果について話す理由

国際ニュースまとめ

主治医以外からの情報も重要だ。メディアの果たすべき役割も大きい (C)KK Stock/shutterstock.com

 9月19日、米国でラスカー賞の選考結果が発表された。ノーベル賞の前哨戦とも言われる権威ある賞だ。

 臨床医学部門で受賞したのは、肥満症治療薬GLP-1(グルカゴン様ペプチド―1)受容体作動薬の開発に従事した3人だ。米国のマサチューセッツ総合病院、ハーバード大学のジョエル・ハベナー教授、米国のロックフェラー大学のスベトラナ・モイソフ准教…

Source: Foresight