2024
09.12

【解説】「セットバック」の意味や言い換えは?ビジネスシーンにも役立つカタカナ・外来語の取説

国際ニュースまとめ

【あわせて読みたい】【解説】「セクター」の意味や言い換えは?ビジネスシーンにも役立つカタカナ・外来語の取説

私たちが日々使っている外来語やカタカナ語。すっかり定着した言葉もあれば、実はよく分からずに使っているという単語もあるでしょう。

外来語を他の言葉で言い換えたいときは、国立国語研究所の「外来語言い換え提案」が参考になります。

「外来語言い換え提案」は、公共の場などで使われる少し分かりにくい外来語について、言葉遣いを工夫して分かりやすい言い換えを提案するもの。国立国語研究所の外来語委員会が2003〜2006年、計4回発表し、一覧にまとめました。

20年前の提案なので、一覧の中には、現在は定着している外来語もあるかもしれません。

「セットバック」。この言葉の意味や、「日本語」で言い換えたら何というか知っていますか?

それでは見ていきましょう。

セットバックセットバック

セットバック

♢言い換え語

壁面後退

♢用例

ここには公園を配置したうえ、ビルのセットバックによる植樹も義務付けた。

♢意味説明

建物を道路などから後退させて、建てること。また、建物の上の階を下の階より後退させて、建てること。

手引きとして、道路幅を広くしたり、日照や通風をよくしたりするための建築方法を指す語として用いられます。

建物全体を道路から後退させることと、建物の上の階を下の階より後退させて建てることとを区別したい場合は、前者は「敷地後退」、後者は「後退建築」と使い分けることもできるそうです。

「セットバックする」という形で用いられる場合は、「壁面後退させる」「敷地後退させる」「後退させる」などと言い換えることができます。

♢その他の言い換え語例

敷地後退 後退建築 後退

…クリックして全文を読む

Source: HuffPost