2024
07.27

【見逃した人へ】パリオリンピック開会式の名場面とハプニングまとめ。セリーヌ・ディオンの歌に“民衆”が泣いた

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2024年7月27日、日本時間の深夜に開かれたパリオリンピックの開会式。花の都・パリで開催されるのは100年ぶりで、芸術の街ならではの演出にも注目が集まった。

場面写真やパリ五輪の公式Xの情報をもとに、名場面やハプニングをまとめて振り返る。

セーヌ川を使った入場行進がすごい

今大会はオリンピック初となる競技場外での開会式。雨が降りしきる中、各国の選手団は船に乗ってセーヌ川を航行し、沿岸の見物客に手を振って声援に応えた。

前回大会で開催国だった日本の選手団は93番目に登場。騎手は江村美咲さん、Shigekixさん(半井重幸=なからい・しげゆき)が務めた。

騎手は江村美咲さん、Shigekixさん(半井重幸=なからい・しげゆき)騎手は江村美咲さん、Shigekixさん(半井重幸=なからい・しげゆき)
日本選手団日本選手団

入場行進ではハプニングもあった。48番目に登場した韓国が「北朝鮮」と紹介される事態があった。

登場の際、まずフランス語で「Republique populaire democratique de core」と紹介され、続けて英語で「Democratic People’s Republic of Korea」とアナウンスがされた。ところがこの訳は「北朝鮮」という表現で、韓国は「Republic of Korea」が正しい。

なお、北朝鮮も選手団が結成されていてパリ五輪に参加している。

日刊スポーツによると、韓国の大韓体育会が「内部会議を経て、どう対応するかを決める」としていて、現地のメインプレスセンター(MPC)で立場と対応策を表明する予定だという。

セリーヌ・ディオン「復活」の歌声

開会式のフィナーレでは、セリーヌ・ディオンさんが登場。五輪マークが付けられ、暖色の暖かな光に包まれたエッフェル塔のステージから「愛の讃歌」を生で歌唱。

白の煌びやかな衣装で力強く歌い上げる姿に、観客からは大歓声が上がった。

ディオンさんは2022年12月にスティッフパーソン症候群を公表。進行性の神経疾患で、体幹や腕、足などの筋肉に硬直やけいれんが生じるなどの症状が出るものだが、開会式の有終の美を飾るステージは「復活の歌声」「涙が出てくる」とSNSで話題となった。

ガガの衣装、モデルになったのは…

開会式には世界的な人気を誇るレディ・ガガさんも登場した。ガガさんは、フランスのキャバレーの精神とその最も輝かしいスターたちを称えるパフォーマンスを披露。

注目されたその衣装は、クリスチャン・ディオール(DIOR)のもの。17人のミュージシャンと10人のダンサーに囲まれて、『麗しのサブリナ』(1954年公開)のオードリー・ヘップバーンにインスパイアされたという衣装を身に纏った。

SNSでは「インパクトがすごい」などと話題となった。

開会式に登場したレディ・ガガ開会式に登場したレディ・ガガ

聖火台が「飛んだぁああああああ!」

開会式のクライマックスは、大会恒例となっている聖火台への点火だった。

パリ五輪では、サッカーの元フランス代表で足技の「マルセイユ・ルーレット」でファンを沸かせたジネディーヌ・ジダンさんや、テニスのラファエル・ナダル選手、陸上の五輪金メダリストのカール・ルイスさんなど、フランスにゆかりのあるメンバーによる聖火リレーが行われた。

最終走者が聖火台に点火すると、聖火台が「気球」としてパリの雨の夜空にゆっくりと浮かび上がった。驚きの演出にSNSでは、「まさか浮くとは」「聖火台が気球ってすごい」「飛んだぁああああ」「パリえぐい」などのコメントが寄せられた。

他にも、フランス革命を題材にしたミュージカル『レ・ミゼラブル』の劇中の名曲「民衆の歌」が披露されるなど、大胆な演出で見る人の目を楽しませた。

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Source: HuffPost