2024
06.27

【解説】「シフト」の意味や言い換えは?ビジネスシーンにも役立つカタカナ・外来語の取説

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私たちが日々使っている外来語やカタカナ語。すっかり定着した言葉もあれば、実はよく分からずに使っているという単語もあるでしょう。

外来語を他の言葉で言い換えたいときは、国立国語研究所の「外来語言い換え提案」が参考になります。

「外来語言い換え提案」は、公共の場などで使われる少し分かりにくい外来語について、言葉遣いを工夫して分かりやすい言い換えを提案するもの。国立国語研究所の外来語委員会が2003〜2006年、計4回発表し、一覧にまとめました。

20年前の提案なので、一覧の中には、現在は定着している外来語もあるかもしれません。

「シフト」。この言葉の意味や、「日本語」で言い換えたら何というか知っていますか?

それでは見ていきましょう。

シフトシフト

シフト

◇言い換え語
1. 移行
2. 切り替え
3. 転換

◇用例
効率性、生産性の低い部門から高い部門への産業のシフト(移行)が不可欠で

◇意味説明
位置や配置がそれまでと変わること


手引きとして、動詞として使われることも多いが、その場合は「移行する」「切り替える」「転換する」などと言い換えられるといいます。

自動車などの「シフトレバー」、野球の「バントシフト」、職場での「勤務シフト」などの複合語も定着していますが、その分野に縁の遠い人のために、「切り替えレバー」「バント守備体制」「勤務表」などと言い換えたり、説明を加えたりすることが望まれる場合もあるそうです。

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Source: HuffPost