2024
04.04

【解説】「サプライサイド」の意味や言い換えは?ビジネスシーンにも役立つカタカナ・外来語の取説

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私たちが日々使っている外来語やカタカナ語。すっかり定着した言葉もあれば、実はよく分からずに使っているという単語もあるでしょう。

外来語を他の言葉で言い換えたいときは、国立国語研究所の「外来語言い換え提案」が参考になります。

「外来語言い換え提案」は、公共の場などで使われる少し分かりにくい外来語について、言葉遣いを工夫して分かりやすい言い換えを提案するもの。国立国語研究所の外来語委員会が2003〜2006年、計4回発表し、一覧にまとめました。

20年前の提案なので、一覧の中には、現在は定着している外来語もあるかもしれません。

「サプライサイド」。この言葉の意味や、「日本語」で言い換えたら何というか知っていますか?

それでは見ていきましょう。

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♢言い換え語

供給側

♢用例
新規産業創出、既存産業の競争促進や不振企業の経営再建等サプライサイド(供給側)からの改革をさらに推進していくことが求められている。

♢意味説明

経済における、物資や商品を供給する側


手引きとして、「サプライサイドの経済学」「サプライサイドの政策」などと言われる場合は、経済を活性化させる役割を供給側に見るもので、「供給重視」と言い換えると分かりやすいそうです。

また、文脈によっては「業界」と言い換えた方が分かりやすい場合もあるといいます。

反意語である「デマンドサイド」は、「需要側」「消費者」などと言い換えられるそうです。

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Source: HuffPost