2024
03.07
03.07
ジャンボタニシの放し飼い、除草目的でも「やめて!」と農水省。「一度侵入・まん延すると根絶は困難」
ジャンボタニシの成貝(左)、毒性のある卵塊(右)
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ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の放し飼いは絶対にやめてーー。
農林水産省は3月6日、「ジャンボタニシ放飼は止めてください!」とする注意喚起を公式Xに投稿した。
理由について「除草目的であっても、未発生地域や被害防止に取り組む地域で放飼すると、周辺農地への拡散により悪影響を及ぼす。一度侵入・まん延すると根絶は困難」と説明している。
SNS上では、2月下旬からジャンボタニシを用いた除草に言及し、「ジャンボタニシ農法を全国でやったらいい」という言説が話題になっており、これに対応したとみられる。
農水省によると、ジャンボタニシは南米原産で、1981年に食用目的で日本に持ち込まれた。養殖業者の廃業などとともに野生化。2020年の時点で、関東以南の31府県で発生が確認されている。
被害として、水稲苗を食い尽くす「食害」が報告されているほか、稲の茎や水路の壁などに産み付けられる濃いピンク色の卵にはPV2という神経毒が含まれており、一部の自治体も注意を呼びかけている。
【 #ジャンボタニシ 放飼は止めてください!】
除草目的であっても、未発生地域や被害防止に取り組む地域で放飼すると、周辺農地への拡散により悪影響を及ぼします。
一度侵入・まん延すると根絶は困難です。地域全体でまん延を防止しましょうhttps://t.co/P6S27azkMypic.twitter.com/MNhPFF5ENg
— 農林水産省 (@MAFF_JAPAN) March 6, 2024
Source: HuffPost