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日本女子大学がタイのシラパコーン大学と学術交流に関する⼤学間協定を締結
日本女子大学(東京都文京区、学長:篠原聡子)は、2023年11月21日(火)にタイのシラパコーン大学(Silpakorn University、タイ バンコク、学長:タナサイト・ガウヒランパット)と学術交流に関する大学間協定を締結しました。
同日、シラパコーン大学の建築学部長であるアピラディー・カセムスーク准教授(博士)をはじめとしたシラパコーン大学の一行がに日本女子大学を訪問し協定締結式を挙行。篠原学長は「シラパコーン大学の素晴らしい環境で本学の学生が学べる機会をいただけたことを大変光栄に思います。またシラパコーン大学の学生さんにも本学の建築デザイン学部や研究科などでぜひ学んでいただきたい」と挨拶を述べました。
シラパコーン大学は、タイにおいて美術系で最高峰の大学であり、家政学部住居学科および 建築デザイン学部(2024年4月開設)の学生を中心として今後学術交流を深めていく予定です。日本女子大学としては、コーンケン大学人文社会科学部・同大学院人文社会科学研究科に続きタイで2校目、協定大学としては25校目の協定締結となります。
■シラパコーン大学について
シラパコーン大学の前身はタイ政府の芸術局のもとにあった美術学校で、1943年にシラパコーン大学として絵画彫刻学部を開学。その後、建築学部や考古学部、装飾芸術学部など多くの学部を有する国立大学になりました。王室メンバーや国から国家芸術家の称号を与えられた芸術家も多く輩出しており、美術系ではタイ国内最高峰の大学とも言われています。
タイの首都バンコクに本拠地を置いていますが、1966年ナコンパトム県にサナムチャンドラパレスキャンパスを、1997年ペッチャブリー県にもペッチャブリーITキャンパスを設立し、現在は14学部および大学院において約3万人の学生が学んでいます。
■シラパコーン大学の学部構成
・絵画・彫刻・グラフィックアート学部
・建築学部
・考古学部
・装飾芸術学部
・文学部
・教育学部
・理学部
・薬学部
・工学・産業技術学部
・音楽学部
・畜産科学・農業技術学部
・経営科学部
・情報コミュニケーション学部
・インターナショナルカレッジ
■シラパコーン大学 タナサイト・ガウヒランパット学長 コメント
この度、日本女子大学のような日本の一流大学と学術ネットワークと協力関係を構築できることを大変光栄に思います。建築学部から始まった協力関係が、今回の協定締結によって両大学の他学部にも拡大することを期待しています。今後は教育、研究、そして学術サービスにおける有益なプロジェクトや活動を創出していきます。そして両大学がタイと日本の架け橋になることも願っております。
■日本女子大学 篠原聡子学長 コメント
シラパコーン大学とは、ワークショップや調査研究を通じて、学生、教員が、交流を深めてきました。デザインワークや調査研究といった共同作業を行うことは、それぞれの文化への理解を深めるとともに、英語を主としたコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力を高めることにつながります。
この度の協定締結によって、研究交流、学生交流がより一層活発になることを願っています。
■日本女子大学の国際交流・留学の取り組みについて
日本女子大学では、学部生を対象に在学中に1学年相当まで留学ができる「協定大学留学」と「認定大学留学」の2種類の留学制度を設けています。アメリカのセブンシスターズと呼ばれる名門女子大学のウェルズリー・カレッジやマウント・ホリヨーク・カレッジを始め、世界的にも教育・研究活動で評価の高い大学と締結しています。
本学が認める留学は、本学の学習の延長として専門科目の一部を外国で学ぶことや異文化でのコミュニケーションを体得することに主眼が置かれています。また、本学では留学学生の経済的負担を軽減するため独自の奨学金制度を設けて、より多くの学生が積極的に留学できるよう支援しています。
留学だけでなく長期休暇中には、本学教員によって企画される大学公認の海外短期研修も世界各国で実施されています。
外国人留学生の受け入れでは、例年約50名の留学生(正規生[学部・大学院]、交換・短期留学生等)が本学に在学しており、日本人学生や卒業生、附属校園の園児、児童および生徒とのさまざまな交流の機会を設けています。
【参照リンク】
シラパコーン大学
https://www.su.ac.th/th/index.php
日本女子大学の国際交流・留学について
https://www.jwu.ac.jp/unv/international_exchange/index.html
JWU GO(日本女子大学 グローバルプロジェクト)
https://www.jwu.ac.jp/unv/about/jwu_go/index.html
日本女子大学は、日本初の組織的な女子高等教育機関として創立し、2021年に120周年を迎えました。私立女子大学唯一の理学部を有し、文理融合の教育環境をもつ女子総合大学です。 今年度は「国際文化学部」を開設し、今後も2024年「建築デザイン学部」、2025年「食科学部(仮称・構想中)」と、新学部の開設を予定しています。「私が動く、世界がひらく。」のタグラインのもと、自ら学び、自ら行動し、新しい価値を創造できる人材を育てています。詳しくは、https://www.jwu.ac.jp をご覧ください。 |
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