01.20
片付けのプロが教える、自宅をスッキリ保つために手放すべき『7つの物』
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年末に大掃除や断捨離をして、キレイな家で年始を迎えた人も多いだろう。
しかし時が経つにつれ、その状態は容易に崩れていってしまう…。
整理整頓された家を維持するには、具体的に何を捨て、どのように整理すれば良いのだろうか。思い出の品は捨てるべき?製品マニュアルや箱は?
そこでハフポストUS版は、整理収納のプロたちに自分の家に絶対に保管しない「モノ」について質問し、そのルールが整頓された家を保つためにどれほど重要かを尋ねた。
スーベニアカップやプロモーションカップ
参加したすべてのイベントからスーベニアカップをお土産として持ち帰ったり、無料だからと頻繁に販促用のカップを受け取っていたりすると、これらでキッチンの棚がいっぱいになってしまう。
「プラスチックのロゴ入りカップは安っぽく作られており、形やサイズもバラバラで、収納するのは悪夢です」と、整理収納サービス会社Abundance Organizingのオーナーであるゴッディング氏は話す。「軽いため簡単に倒れてしまい、棚の中がうまく整頓できません」
ゴッディング氏は、無料だからといって何かを受け取るのを避け、それが自分にとって役立つかを考えてから家に持ち帰るようにしているという。
しかし、思い出のあるカップは、たとえそれがほとんど使われていなくても、手放すのが難しいことがある。
そんな時は、写真や動画で特別な思い出を保存するなど、アイテムから思い出を切り離す方法を見つけるようにしているという。
製品の箱
ノートパソコンやキッチン家電など、大型製品の箱は特にかさばる。そのため「1つも必要ない」とStr8Nn Up Professional Organizing Servicesの創設者トゥルースデール氏は話す。
「これらの箱は、もっと重要なものに必要なスペースをとってしまっていることがあります」と説明。「また、屋根裏やガレージに保管すると、そこで虫が巣を作りかねません」と注意する。
代わりに、製品名、モデル番号、レシート、その他の重要な情報の写真を撮り、それをコンピューターやバックアップハードドライブに保存することを勧める。
良質な箱(iPhoneの箱のようなもの)は、引き出しや他のスペースを整理するために活用することができるが、すぐに必要な場合にのみ保管するように、とアドバイスする。
取り扱い説明書
「私の家では、取り扱い説明書は保管禁止です」と、Reclaim Professional Organizingのフリン氏は言い切る。「取り扱い説明書は不要な紙を増やします。紙が少ないほど、紙の山も減ります」
多くの場合、製品の問題を修復する方法についての取り扱い説明書や動画はオンラインで見つけることができるため、紙の説明書を保管する必要はない。
もう着ない服
Consider It Doneのオーナー兼創設者であるリース氏は、もう体にフィットしない服や、修理不能なほど破れていたり汚れていたりする服が、クローゼットの大切なスペースを奪っていることがあると話す。
「本当にそのシミは落とせる?その穴を修理する?またその服を着れる?と自分に正直に問いかけてみます」と述べ、「もう着ない服も、クローゼットに入れておくとそのまま忘れて保管されたまま、スペースだけとることに。もう使わないものは保管したくありません」と続けた。
リース氏は、まだ良い状態の服を寄付することを勧める。汚れていたり破れていたりする服については、一部の団体はこれらをリサイクルするために受け取ることもあるため、捨てる必要はない。
不要な郵便物
不要な郵便物は、家の中ですぐ散乱し紙の山となる。A Fresh Spaceのオーナーであるジェンキンス氏は、書類などは「デジタル版」を選択したり、不要な郵便物の受け取りを中止するのに役立つアプリを活用し、不要な紙類を積極的に削減する努力をしているという。
「郵便で届いたものは、私のデスクに届く前に、すぐにリサイクルボックスに入れます」
大型の収納ボックス
「私にとって、大きな収納ボックスは無意味です」と、The Clutter Fairyオーナーのゴダード氏は話す。「1度それに物を詰め込むと、持ち上げることはほぼ不可能になります」
それに加え、大きな箱はクローゼットなどの収納スペースに収まりにくいことがよくある。ゴダード氏は、管理しやすくクローゼットのスペースに上手く収まる、積み重ね可能な小さな箱をを勧める。大きなラベルが付いたクリアボックスは、それぞれに何が入っているかをすぐに見つけることができる。
また季節のイベントのものについては、ハロウィンデコレーションにはオレンジと黒の箱を使用するなど、色分けが効果的だとアドバイスする。
過度に複雑な整理システム
「『整理』や『生産性』という言葉を使うほとんどの製品は複雑すぎます」と話すのは、House to Home Organizingのベン・ソレフ氏。「簡単に使えなければ、誰も使い続けません」
中でも、たくさんのポケットで仕切られたドキュメントファイルは1番の曲者だという。書類を出し入れしにくいだけでなく、ポケットの調整ができないものも多い。「ファイルは固定されており、ポケットを増やすことができません。…そもそも、本来保管する必要がないであろう書類に永続的な地位を与えています」
最終的な結論:あなたに合った方法を
スペースを整理する際に最も重要なことは、自分のルーティンと続けやすさを考慮すること。インテリアデザイナーで整理整頓のプロであるフィリップ氏は、すでに家にあるもの、新たに入ってくるもの、そして去るべきものについてよく考えることを大切にしている。
「整理整頓や片付けはライフスタイルに取り入れることで、日常のルーティンの一部になります。そうすることで、家をより早く簡単に整理し、キレイに保つことができます」
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。
Source: HuffPost