2024
01.16
01.16
≪1992年北方領土交渉≫挫折を招いた「米国依存」――外交文書解禁で新事実
宮澤は「エリツィンは安定的なリーダーではない」と考えていた[東京サミットでの首脳会談を前にエリツィン大統領(左)を出迎える宮沢喜一首相=1993年7月8日、首相官邸](C)時事
年末恒例の外務省の外交文書公開が2023年12月20日に行われ、今回は1992年を中心に、宮澤喜一内閣時代の外交文書約6500ページが解禁された。
文書公開は1万ページを超えることもあるが、今回はやや少なめで、日米首脳交渉や天皇訪中をめぐる日中関係が中心だった。筆者が関心のあっ…
Source: Foresight