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YOASOBIが語る「アイドル」誕生秘話。タイトルの由来や【推しの子】原作者が“初めて聴いた時”の感想は?
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2023年のNHK紅白歌合戦でYOASOBIが披露する、人気アニメ『【推しの子】』主題歌の「アイドル」。【推しの子】公式チャンネルの動画では、YOASOBIのAyaseさんとikuraさんが、原作者の赤坂アカさんと横槍メンゴさんに「アイドル」の制作秘話を明かしています。
◆「アイドル」制作秘話は?
楽曲を「アイドル」と名付けたきっかけを聞かれたAyaseさんは「アイドルしかないかなと思った」「それ以外は最初から考えがなかったかもしれない」ときっぱり回答。赤坂さんも、初めてアルバムジャケットに踊るタイトルを見た時に「こんなに真っすぐ、かっこいいやつを作るなんて(と思った)」と振り返りました。
実は、Ayaseさんは元々『【推しの子】』のファンで、いち読者として原作にふれるうちにインスピレーションが湧き、「勝手に曲を作っていた」そう。「いつかボカロとかで出そうかな」と思って書いた曲が、今の「アイドル」の元になっていると語りました。
また、1つ目のサビの直後に入る印象的なラップパートについて、「かっこいいと思ったから」入れたとAyaseさん。最初に曲を作った際にはそのような構想ではなかったと言い、ikuraさんが歌うと決まった際に「強さを出す」べく、本格的なラップを挿入したそうです。
曲中に時折登場する「オイ!オイ!」という掛け声に関して、この「オタクコール」を担当したREAL AKIBA BOYZのメンバー・マロンさんは赤坂アカさんの旧知の友人だそうで、「動画が公開されたときに『ほら見ろよ』と(マロンさんから連絡が来た)」と語っています。
ikuraさんが「(作中のキャラクター・星野)アイを大リスペクトして」声作りもこだわり、彼女としても「新しい扉を開いた」という作品。横槍さんも、初めて曲を聴いた際に「すげー曲がきた」「歴史を塗り替える曲」だと赤坂さんに熱弁したそう。ikuraさんが持つ「すべてのかわいいをこの曲に出して」というAyaseさんのディレクションのもと完成した「アイドル」は「二度とあの歌い方にはならない」ほど特別だといい、赤坂さんも「(「アイドル」に)ふれないで今この現代生きることが不可能なレベル」だとうなづきました。
『【推しの子】』は、『週刊ヤングジャンプ』と『少年ジャンプ+』連載されている、赤坂さんと横槍さんの漫画作品。地方都市で働く産婦人科医・ゴローの前にある日、”推し”のアイドル「B小町」のアイが現れた。彼女はある禁断の秘密を抱えており、そんな2人の出会いから運命が動き出していく、というストーリーが描かれています。
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Source: HuffPost