【あわせて読みたい】韓国映画やドラマの躍進。日本との違いは？ 社会における「敵や悪」の描き方から考える

今、日韓のドラマで両国の人気俳優の共演が注目を浴びています。

期待が高まる日韓新作2作品の共通点は、「留学中の出会い」。

気になる配役と見どころは…？

二階堂ふみ×愛くるしい笑顔で人気の韓国人俳優

年明け1月から放送スタートのTBS 火曜ドラマ「Eye Love You」（毎週夜10時）では、二階堂ふみさんと、いま人気沸騰中の韓国人俳優、チェ・ジョンヒョプさんが共演します。

TBSによると二階堂ふみさんは、事故をきっかけに、目が合うと心の声が聞こえる“テレパス”の能力を持ってしまった主人公・本宮侑里役を演じます。

知りたくない他人の本音を聞いてしまい人知れず傷つくことも多かった侑里。そんな中である日出会うのが、チェ・ジョンヒョプさん演じる年下の韓国人留学生ユン・テオ。「もどかしくも明るいファンタジック・ラブストーリー」です。

日本でも人気急上昇中。チェ・ジョンヒョプって…？

韓国人留学生のユン・テオを演じるチェ・ジョンヒョプさんは1993年生まれの実力派俳優。今、日本でもファンが急増中です。

最近では、ヒットドラマ「わかっていても」（2021年）や、「無人島のディーバ」（2023年）に出演し、注目を浴びました。

言葉の壁もある中での日本のドラマ出演となりますが、TBSの同作のウェブページでは、こう意気込みを語っています。

「日本のドラマに出演するのは初めてですが、テオという人物に対して僕なりの解釈をして、僕の色を追加してより良いキャラクターにしていきたいと思っています」

「今は、とにかく日本語を頑張って勉強しています。日本の撮影現場がどんなふうに進んでいくのか、そして二階堂さんとの化学反応も楽しみです！」

 韓国人俳優との共演に際し、二階堂さんは「韓国の俳優さんがどんなふうにお芝居にアプローチするのかもお聞きしたい」としています。

Omoinotakeの新曲「幾億光年」がドラマ主題歌に抜擢されました。

韓国のドラマには日本の人気俳優が出演決定…！

一方、韓国ドラマで注目が集まるのは、日本の人気俳優の出演が決まった「愛のあとにくるもの」。

主演を、韓国でも人気急上昇中の坂口健太郎さんと、「赤い振袖」のヒロイン役を演じMBC演技大賞にも輝いたイ・セヨンさんが務めます。

本作は、韓国の人気作家コン・ジヨンさんと、「冷静と情熱のあいだ」「サヨナライツカ」などで知られる辻仁成さんが共著した、男女の愛と別れをそれぞれの視点で綴るラブストーリー。

制作を務めるコンテンツセブンによると、坂口健太郎さん演じる主人公の潤吾は、日本に留学中の紅（イ・セヨンさん扮）に出会い、切ない愛と別れを経験したのち、5年後の韓国で再会を果たします。

韓国最大手のECサービス「COUPANG」が運営する動画配信プラットフォーム「COUPANG PLAY」のオリジナルシリーズとして製作・配信予定。

坂口健太郎さんは今年9月、韓国でも初のファンミーティングを行うなど、現地でも話題になっています。

韓国の人気スキンケアブランド「魔女工場」のCMキャラクターにも抜擢されていました。