12.05
米セレブ、生後1カ月まで子どものおむつを替えたことがないと告白。ネットに衝撃広がる
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米セレブ、パリス・ヒルトンさんの母親としての行動がネットで大きな批判を浴びている。
12月上旬、ヒルトンさんが出演するリアリティ番組「Paris in Love」の一部分を切り取った動画がTikTokで拡散。動画では、ヒルトンさんが生後1カ月まで子どものおむつを自分で替えたことがないと明かされ、実際におむつ替えを怖がっている様子が映っている。
撮影当時、息子のフェニックスくんは生後32日間で、TikTokの動画には「生後1カ月で初めて息子のおむつを替えるパリス」と書かれている。
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ヒルトンさんの妹、ニッキーさんは3人の子どもがおり、ヒルトンさんがこれまで息子のおむつを替えたことがないと知りびっくり。
ベビーシッターと共にヒルトンさんにおむつ替えの手順を教え、コツをアドバイスした。
ヒルトンさんは明らかにぎこちない様子だったが、おむつ替えをやり遂げた。
この動画に対してソーシャルメディアでは厳しい反応が集まった。ヒルトンさんに対し、「現実からかけ離れすぎ」で「息子との絆を十分に築いていない」という意見や、ベビーシッターを利用していることへの批判が相次いだ。
しかし、TikTok動画で切り取られているのは番組のたった一部。
実際のエピソードでは、おむつ替えが終わった後、ニッキーさんが「もっと赤ちゃんとの絆を深めるために仕事のペースを落とすべき」とヒルトンさんに助言。
「ノーと言うことを学び、その仕事を受けないこと。お金は必要ないでしょ」
「フェニックスの幼少期はとても短くて愛おしい期間だから、それを逃さないで。これが優先事項であるべきだよ」と伝えた。
ニッキーさんは番組内のインタビューでヒルトンさんのことを「ワーカホリック」だと話し、息子ともっと時間を過ごすようにとのアドバイスを受け入れてほしいと語った。
番組の話数が進むにつれ、ヒルトンさんは子どもと過ごす時間を増やす努力をしているようだ。あるエピソードでは、別の仕事を引き受けるよう促すスタッフに対し、「赤ちゃんと離れずに、家でできる仕事をできるだけ多くやりたい」と伝えた。
10代の頃に寄宿学校で虐待の被害を受けたヒルトンさんは、新たに親になることに対する恐怖や不安を緩和するためセラピーに通っているとニッキーさんに告白。
「フェニックスを抱いているとき、すごく煩わしい思考が浮かんでくる」
「突然、何かトラウマ的な経験が私の記憶に蘇ってきて、私が経験したすべてのひどいことを考え始めちゃって。目の前のことに集中できなくなる。それはフェニックスにとってフェアじゃない」
それに対しニッキーさんは、「親になることは怖いことだよ」と返答。母親になったとき「煩わしい思考」はなかったが、神経質になったと語った。
「私がやってることは正しいの?ちゃんと正しく抱っこできてる?ってね。だからあなただけじゃないよ」
実際、多くの女性が母親になった際にこうした弱さを感じるという。ハフポストUS版は2018年、新米の親から最もよく聞く懸念について、セラピストたちに話を聞いた。
回答には、物事を間違ってやっているのではないかと感じたり、古い生活を恋しく思うという感情が含まれていた。
結婚・家族セラピストであるGwendolyn Nelson-Terryさんは「新しい母親から最もよく聞くことは、自分が間違ったことをしているのではないかという懸念です」と語る。
「私の仕事は、新しい母親たちが親としての自信を持ち、間違いは普通で、完璧な親など存在しないことを理解させるのを助けることです」
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。
Source: HuffPost