12.02
「ラヨーングリーンバレーカントリークラブ」リノベーション完了
サワディーカップ、Go Golfの川又です。タイ東部ラヨーン県のゴルフ場「ラヨーングリーンバレーカントリークラブ」が約6ヶ月間の改修クローズ期間が終わったとのことで潜入調査に行ってまいりました。
ここ「ラヨーングリーンバレーカントリークラブ」はバンコクから約1時間40分、シラチャから約45分、そしてパタヤから約30分の場所にある18ホールのゴルフ場、ですが、敷地内にはなんとシルキーオーク、そしてセントアンドリュースと合計3コース、古いですがホテル、3種類のレストランがあり、合宿にも使えるゴルフワンダーランドです。
個人的にここでは痺れる系コースのセントアンドリュースが1番好きなので、年に1回訪れることをいつも楽しみにしています。こちらのラヨーングリーンバレーもピータートムソンの設計で朝のフェアウェイのアンジュレーションが作り出す陰影が綺麗なのがお気に入り。
今回の改修の内容を確認したところ、特にレイアウトをいじった訳ではなく、ティーグラウンドの芝をパスパラムに、グリーンはティフイーグルに変えたとのこと。
Wow、ティーグラウンド綺麗!これはテンション上がります!頬擦りしたくなる美しさ。
ティーマーカーも変わってました。前の立体の方が可愛かったけど・・・。
1番パー4でスタート。ワイドで思いっきり振れる軽い打ち上げホールででスタート。やっぱり最初のホールはどかーーんと打っていきたいですよね。落とし所が見えないのでちょっと心配ですが、気持ちよくティーショットが出来るスタートホールは貴重です。
そして半年間クローズしてただけあってフェアウェイもとっても綺麗でウキウキ。前はここまで綺麗ではなく、コスパいいよね、という印象でしたが、これならアゲアゲでプレーしていけます。
2番、登ったあとの気持ちのいい打ち下ろしパー4。ここも正面の木の方向にどーーーんとここもしっかり振っていけるのが嬉しいです。
ただし右サイドに出てしまうと距離が足りないとセカンドが狙えなくなります。抜けていても特徴的なマウンド、傾斜が邪魔なので要注意です。写真だと分かりにくいですがここも打ち下ろしているので難しいライです。
まだまだ続くマンブリホール、3番のパー4はテンション最高潮。
ここはガンガンワンオン狙っていきたいホールです。ぱっと見分かりませんが、左の高い木の上に行ければグリーン周りに行けちゃう飛ばし屋チャレンジホールスター逆にまっすぐ打ってしまうとバンカー越えてボールが見つからないこともあるので、できるだけ左に打っていきたい面白いホールです。
無難に正面に抑えて打つとセカンドが打ち上げ&バンカー越えになるので、ティーショットはグリーン狙った方が楽というのも面白いです。
改修後のグリーンは大きく、さすが新しいだけありスムーズで素晴らしい転がり!なかなか傾斜があってパットが難しいですが、綺麗に転がってくれるので狙いを定めるのが楽しい!
6番
砲台グリーンが特徴的なホール。ティーショットは特にプレッシャーないのですが。。。。
見よ、このグリーン。グリーン面は外せないこと、引っ掛けたらもう目も当てられません。
続く7番パー5です。このホール、ずっとまっすぐなので大まげしなければ特にそこまで難しくはないのですが、景色が結構好きなんですよね。
サードショットはクリークとバンカー越えでこちらも砲台グリーンと、簡単にパーは取らせてくれない感じがまたイイ。
コースは全体的にはフェアウェイが広め、池も少なめ、理不尽なトリッキーさ無し、とプレーしやすいコースなので初級者でも楽しめる可能性は十分にあり。ただし傾斜、砲台、アンジュレーションがあり決して簡単なコースではない印象。
8番名物ホールのパー3。距離はあまりないものの見た目のプレッシャーで打ちにくさがありますよねぇ。右はさよなら、左でも次のショットが相当厳しいショットになります。
以前は9番終わってクラブハウスには近づかず、そのままインコースに続くパーが37-35だったスルーのレイアウトがいつの間にか36-36に変わっており、ルーティングが微妙だなと感じました。
以前の9番は現在の13番、10番が14番、11番が9番、12番が10番、13番が11番、14番が12番、そして15番から昔と一緒に戻ります。ホールのレイアウトは変わっていないので、GPS使う方はこちら参考にしてください。
後半、綺麗なパー3の11番(以前の13番)。グリーンがかなり大きくて綺麗なの分かります。
12番の打ち上げパー4(以前の14番)、かなり難しいです。打ち上げている分でミスが出そうなプレッシャーがありますよね。しかも右サイドの嫌な位置にバンカーがあります。気にせず普段通りぶっ叩けばバンカーは越えるのでいつも通りが大事です。
セカンドもなかなかの打ち上げ感があり難しいホールです。このホールは写真ではなかなか伝わりきらないですが、かなりの打ち上げで難関ホールです。
14番(以前の10番)、この傾斜で右がNGという恐怖のティーショット。ここのティーショットが一番難しいと思いました。
そして最終ホール、まっすぐで遠くの山が見えて気持ちいいです。
全体的に、白からでも6,570ヤードあるので距離があって面白かったです。青になると6,900越えるのでかなりハード。そしてコース全体が以前よりもかなり綺麗になっており、ノーストレスでゴルフを楽しめました。
繰り返しになりますが、急激ではないもののアップダウンあり、そしてフェアウェイのうねりや傾斜、高さのある砲台グリーンや深いバンカーからはリンクス感を感じ、グリーンウッドの様なピータートムソンっぽさを楽しめした。
ロッカー&シャワー
ロッカーはやや古めですが、お湯も出るので許容範囲。
ホテル
泊まったことがなかったので宿泊の方もトライ。ホテルはなかなかの古さをかなり感じました。部屋はこんな感じ。バスタブはありません。ハイシーズン中は韓国人が沢山泊まっているそうです。
レストラン
レストランはクラブハウスで日本食、タイ料理、韓国料理の3つが選べるとのこと。ここで日本食は怖くて行けなかったので、そんなに韓国人が来ているならと韓国レストランをチョイス。お味は悪くないですね。サムギョプサルを大量にいただきました。
韓国人がいっぱい入ってる韓国料理!とテンション上がりすぎて写真撮るの忘れました。
こちらが朝食も食べられるレストラン。
まとめ
バンコクから行く場合は少し遠目ではあるものの、料金、難度、メンテ、設計のバランスが非常に良いコース。ホテルのクオリティに耐えられれば宿泊して3コースを試すのもありだと思います。練習場もあるのでやはり合宿でしょうか。
3コース、54ホール流れ星ゴルフに没頭できるゴルフワンダーランド。ありだと思います。
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