2023
11.13
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サーカスからライオンが脱走、イタリアの町をさまよう。5時間以上も徘徊、捕獲される【動画】
サーカスから抜け出したライオンのキンバ
イタリア・ローマ近郊のラディスポリで11月11日、1頭のライオンがサーカスの施設から脱走する騒動があった。地元首長は、ライオンが数時間の徘徊の末に捕獲されたと発表した。
Sky newsによると、11日夕方にラディスポリで、暗く人通りの少ない路上を歩くライオンの姿が目撃された。撮影された映像からは、住宅の建ち並ぶ通りで、ライオンが民家の門の前をゆっくりと徘徊している様子が分かる。ライオンの姿に驚く撮影者の声も記録されている。
ラディスポリ町長のアレッサンドロ・グランド氏は自身のfacebookで、一頭のライオンがサーカスの施設から抜け出したことを報告。捕獲されるまでの間、家の外に出ないように地元住民に注意を呼びかけていた。
その後、ライオンは鎮静剤を投与され、学校近くで捕獲された。グランド氏の投稿によると、州警察や消防署、地元の衛生局など様々な関係機関が対応に当たったという。グランド氏は「このエピソードが一部の良心を揺さぶり、サーカスにおける動物の搾取に終止符が打たれることを願っています」と述べている。
ライオンが捕獲されるまで5時間以上かかり、地域住民に不安と混乱をもたらした。
CNNによると、ライオンを管理するサーカスの施設で鍵が壊れているのが見つかっているとの情報もあり、逃走原因の調査が続いているという。
Source: HuffPost