2023
11.04

パタヤの名門ゴルフ場「サイアムカントリークラブ・オールドコース」

国際ニュースまとめ

サワディーカップ、Go Golfの川又です。パタヤの名門といえば「サイアムカントリークラブ・オールドコース」。

バンコクから約2時間弱、パタヤにあるサイアムカントリークラブといえば、有名なオールド、上級者にはたまらないプランテーション、新しいローリグヒルズ、ウォーターサイドと4コースあるんです。

こちらのオールドコース、今年の2月に開催されたHONDA LPGAでは以前取材したことのあるタイ人プロのSIMの優勝か!?と個人的には超盛り上がったトーナメントが開催されたコースであります。

トーナメントの後から長いことクローズしており、そしてこの10月からいよいよ再オープン!!ということで潜入調査に行ってまいりました。

ちなみに今回の改修、コース内は排水をメインにやったとの事なのでコース内では変化は見られません。みなさんがが気づくのはショップ、ロッカー、レストランの椅子のクッション、あとはコース内看板、くらいかな?

クラブハウス、到着するとテンションあがりますねー!!!

ショップいいよね!ロゴが好き!いつも何か買っちゃいます。

ロッカーは不思議な色に塗られていました・・・。ミッドセンチュリーというコンセプトだそうです。鍵は電子キーに変わっていました。

朝ごはんを喫煙OKのテラス席で。今日の18番はどうなるかなぁと妄想が膨らみます。SIMがツーオンしたけど上からウェッジでいったんだよなぁ・・・。あれは本当に熱い戦いでした。

流石の豚汁朝食、お腹いっぱい。

お腹がいっぱいになったらキャディさんと一緒に素晴らしい練習場へ。1箱150バーツには驚きました。芝から打てて嬉しいです。

アプローチ練習場では打ち終わるとキャディさんがガンガンボールを戻してくれるというサービス、助かりましたが、そんなことしてもらったことないのでなんか申し訳なく思ってしまいました。

大きなパター練習場。速い&傾斜が効いてます!コースのグリーンときっちりコンディションが揃ってる感じですね。さすがです。これは恐ろしい1日になりそう・・・。

キオスクで1000バーツ出してもお釣りOK。さすがサイアム。

きっちり時間通りにスタートできるのもサイアムクオリティ。

アウトスタートで気持ちのいい打ちおろしパー5です。ティーショットはいいのですが、グリーンへのアプローチショットが難しいホールでスタートとなります。傾斜に加えてバンカーが効いているので簡単ではありません。

4番のパー3。こちらもバンカーがよく効いてます。グリーンも早くて傾斜がしっかりあるので、一筋縄では行かない印象。油断できません。

そして個人的に大好きな7番パー5。ティーショット正面の木がものすごく気になります。私はフックボールを打つので右の林の上から戻すという荒技で乗り切ります。

そうそう、サイアムはルールが変わり、カートが乗り入れOKになったのが非常に新鮮でした。個人的には結構歩くのが好きなのでそこまで気にしないのですが、アップダウンあるホールや暑い日には乗り入れOKは助かります。ぱっと見カートの跡が残ってしまうので、ちょっと残念な気持ちもありつつ、でも楽な方が嬉しいか。

ティーショットは左に打っておかないとツーオンは狙いにくいのでバンカー前にレイアップ。3打目はこのゴーストの顔みたいなバンカーが可愛くて好き。

前半最後のホール9番。全体的にやはりバンカーが気になるホールが多いものの、フェアウェイは広めなのでそこまでに気にする必要はないのですが、でも気になりますよね。

アップダウンだけではなく、ラフも外した時のこれがなかなかきつい。一般アマチュアにはここからの脱出がなかなか辛いんですよね。どうやったら綺麗に出せるのか誰か教えてください。

後半も打ちおろしのパー5でスタート。見よこのピンポジ。怖くて打てない・・・。かなり手前の乗せてうまく下まで行ってくれるかと思いきや、手前すぎて上の段に残ってしまい3パット。

12番パー3。ここもグリーン周りの傾斜とバンカーが気になります。繰り返しになりますが、アップダウン、傾斜、バンカー、グリーンのアンジュレーションと考えないといけないことが沢山ある設計。

後半の好きなホール、まずは13番。フォロってればワンオンも狙える右ドッグのパー4です。きました、マンブリホール雷右の林の上にドッカーン、でも今回はグリーンには届かず。

ここのバンカーも7番みたいにお化けの顔みたいで可愛いなと思いました。

15番からはテクニックが必要になるホールが続きます。ここは打ちおろしで嫌な距離にクリークあるのでティーショットで確実に届かないクラブで刻めるかがポイント。突っ込めないとセカンドの距離が残るチキンレースになります。やったことないのですがティーショットクリーク越え狙ってもいいのかなぁ。。。どうなんでしょうか?

16番、白からでもピンが奥だと200ヤードほどある長いパー3になります。このピンポジはなかなかハードでした。

15番に続き17番もティーショットは刻めるかが重要なホール。

そしてラストは有名な18番。今年の2月のSIMを思い出しますね。しかし2打目アイアンでツーオンするにはどんだけ飛ばさなきゃいけないの・・・。このホールだけカート乗り入れ不可とのこと。

ここは打ち上げているのでティーショットの目線に注意。左サイド狙って出来るだけ距離を稼ぎます。

ティーショット、しっかり振っていきました。セカンドが残り200プラス上りだったので最近試しに買ってみたスプーンで狙ってみました。

結果、無事ツーオンびっくり。しかし流石にスプーンじゃ大きすぎてグリーンの奥ギリギリに。もうこれどうやったってこの傾斜で上につけたらここから1、2打じゃあがれませんわ。

上からこの景色ですよ。段のギリギリで止めて急降下を計算。キャディさん全員巻き込んでラインと強さの確認をしてセンシティブタッチでイーグル狙い!

しかし、いつも真剣にやってない人の真剣パットは傾斜を越えて、サワディーカップ。ピン5メートルの大オーバーでバーディーパットは入らず、2オン3パットでフィニッシュ。でもここでツーオン出来たことが嬉しい思い出になりました。終わりよければ(いいのか?)全てよし、ということで満足でした。

今日のキャディさんは働き始めて2年、オールドクローズ中はウォーターサイドで働いていたという方でしたが、さすがサイアムクオリティー。ちゃんとしているキャディさんばかりなので全く問題なく楽しい1日を過ごさせてくれました。本当にキャディさん次第で印象が変わるので、ここは大事ですよね。

プレー後は綺麗なシャワールームでさっぱり。

シャワーでサッパリしたらレストランへ。

メニューは日本語があるのが嬉しいです。

一部のファンに人気の焼きチーズカレーがなくなってしまいましたが、このつけ麺が美味しかったです。これは人気のはず!!

値段は高いけど、素晴らしいコースレイアウト、メンテナンス、キャディさんのクオリティ、美味しい食事、と確実に満足出来るサイアムオールド。

また行きたいけど予約なかなか取れないのよね・・・。

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