10.15
ロールス・ロイスの「皆既日食モデル」が豪華すぎる。世界で25台だけ、「日食の再現アニメーション」も搭載
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ロールス・ロイス・モーター・カーズは10月12日、皆既日食からインスピレーションを受けたモデル「ロールス・ロイス・ブラック・バッジ・ゴースト・エクリプシス・プライベート・コレクション」を発表した。
25台限定で、14日に北・中央・南アメリカで観測される金環日食に合わせて発売された。
詳細は以下の通り。
エクステリア:ゴールデン・ダークネス
エクステリア(外見)には、皆既日食から放たれる神秘的で幽玄な光が映し出されている。
この仕上げは銅粉を含むことで、光が当たらない場所では暗く見え、光を受けると虹色の光沢を放つそう。
更に、パンテオン・グリルとブレーキ・キャリパーのインサートは、日食が進むにつれて現れる太陽光を思わせるマンダリンで彩られている。
手描きのコーチラインもマンダリンで描かれており、月が太陽を覆い隠すように近づくにつれて、太陽光から暗闇へと変化する様子を表現している。
スターライト・ヘッドライナー(天井照明)
ドアを閉めてエンジンを始動すると、スターライト・ヘッドライナー(天井照明)の星々が暗くなり、皆既日食を再現したアニメーションが開始する。
この演出は、皆既日食が続く最長時間である7分31秒間持続し、その後は星座に戻るそう。
イルミネイテッド・フェイシアとタイムピース(時計)
イルミネイテッド・フェイシアには、皆既日食のタイムラインを象徴する1846個のレーザー刻印された星が配置されている。
これは、1人のオーダーメイド・デザイナーが、100時間以上かけて創り上げているそう。
タイムピース(時計)には、月が太陽を隠す直前と直後のわずかな瞬間に、月の輪郭上にまばゆい光を放つ「ダイヤモンド・リング」現象を想起させる、0.5カラットのブリリアント・カット・ダイヤモンドをあしらっている。
ダイヤモンドがしっかりと固定されていることを確認するため、-30°Cから+90°Cまでの条件下で接着テストも実施したほか、14回以上のデザイン変更を経て完成したという。
パノラミック・サンセット・インテリア
シートは、皆既日食中に、黄金色の薄明かりが広がり、360度どこを見ても夕焼けのような景色が広がる瞬間を再現。
20万個以上の小さな穴から成る、独自のパーフォレーテッド・アートワークを施したバイカラーのシートを使用し、表現しているそう。
ロールス・ロイス・モーター・カーズ最高経営責任者 トルステン・ミュラー・エトヴェシュ氏は、次のようにコメントしている。
「皆既日食という、めったに見ることができない、人の心を魅了する現象の表現には、ロールス・ロイス・プライベート・コレクションの希少性と美しさが反映されています。これら25台を世界中の特別なお客様にお届けできることを誇りに思います」
Source: HuffPost