10.15
子どもの事故は「過ごしやすい季節」に増える。公園で起きた実際の事故とは?別の子どもに押され、水筒のひもで…
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過ごしやすい季節となり、子どもたちも思い切り公園で遊んでいます。
しかし、このような時期は遊具での事故が多い傾向があるそうです。
子どもは様々な遊び方を思いつき、大人が予測できない行動をとることも。
公園で起きた実際の事故をもとに、注意すべきポイントをまとめます。
滑り台、ブランコ、ジャングルジムで
消費者庁と国民生活センターには、子どもが遊具で遊んでいて転落する事故が報告されています。
実際に起きた事故は次のとおりです。
「鬼ごっこをしている時、滑り台を滑っている途中で前から来た友人と接触して落下し、腕を骨折した」(7歳)
「ブランコをこいでいる時に手を離してしまい、後ろ向きに一回転して後頭部を地面にぶつけた。救急搬送され、頭蓋骨骨折のため5日間入院となった」(5歳)
「公園で鬼ごっこをして遊んでいる時に、高さ約1mの鉄棒を飛び越えようとして転落し、左腕を骨折した」(7歳)
「公園のジャングルジムで遊んでいた。泣き声で気が付くと、子どもが地面に仰向けになっていた。約50cmの高さから足を滑らせて落下し、パイプで腹部を打ったようだ。腎臓を損傷して、約1週間の入院が必要となった」(5歳)
「公園で高さ約2mのうんていの上を走っていたところ、滑って落下し、左腕を骨折した」(9歳)
遊具の中には高さのある構造になっているものもあり、転落した場合は大きなけがに繋がります。
また、周りの子どもに押されて転落する事故も起きているほか、水筒のひもやベルトが遊具に引っかかって首が絞まったり、体の一部が遊具に挟まったりする場合があり、過去には窒息による死亡事故も発生しています。
事故を防止するために
消費者庁が呼びかける事故防止の4ポイントは以下のとおりです。
①施設や遊具の対象年齢を守る
②保護者が一緒にいても、目を離した瞬間に事故が起きているため、特に小さな子どもが高さのある遊具を使う場合は、そばで介助する
③周りの子どもに転落する事故も起きているため、遊具ごとの正しい遊び方を教える
④引っかかりや挟み込みによる窒息に注意する。宙吊りになった場合は、無理に引っ張らず、速やかに体を支えて119番する
消費者庁は「利用者や見守る人が注意をすることで避けられる事故も多くある」としています。
過ごしやすい気温の季節は遊具での事故が多い傾向となっています。
こどもは様々な遊び方を思いつき、衝動的で予測できない行動をすることがあります。
遊具からの転落事故などを防ぐ注意点は下記をご覧ください。
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— こども家庭庁 (@KodomoKatei) October 3, 2023
Source: HuffPost