07.10
トランス女性マッサージ師が男性客にセクハラ?店は名誉毀損の訴え
タイ北部チェンマイのタイ式マッサージ店で、オイルマッサージを受けた男性客が、トランスジェンダー女性のマッサージ師からセクハラ被害を受けたという出来事が話題です。店側は和解金として1000バーツを支払ったとのことですが、実際にはセクハラはなかったと主張。男性客と、この出来事をSNSで広めた人物に対して、事実を歪曲して名誉を毀損したとして、警察に被害を報告しました。各報道が伝えています。
2023年7月7日、チェンマイのマッサージ店で男性客がオイルマッサージを受けている最中に、トランスジェンダー女性のマッサージ師からセクハラ被害を受けたとFacebookに投稿されました。
投稿によれば、男性客はその行為に憤慨し、マッサージ師の顔を蹴って応酬。マッサージ店のオーナーは責任を認めず、苦情を警察に報告すればよいと男性客に言ったとされています。男性客は、損害賠償として、店側に1000バーツの支払いを求めたとのこと。
7月10日、事件を起こしたとされるトランスジェンダー女性マッサージ師のピパットさんはとマッサージ店のオーナーは、警察署を訪れ、Facebookの投稿者と男性客に対し、真実を歪曲し、店とマッサージ師の評判に損害を与えたとして被害を届けました。
ピパットさんは、マッサージ中のセクハラ行為を否定。男性客はガールフレンドと一緒に店を訪れ、ガールフレンドはサービスを受けずに、仕切りのカーテンの外で男性客を待っており、30分のマッサージのあとに突然男性客に襲われたと主張しました。その後1000バーツの支払いを要求され、ピパットさんとマッサージ店オーナーは、自分たちには何の過失もないとして、賠償を拒否しました。
後日、当事者たちは警察署で事実を確認し、解決策を話し合うために会合しました。男性客はピパットさんを攻撃したことを認めた一方、セクハラの証拠は提出されませんでした。その結果、ピパットさんとマサージ店オーナーが1000バーツを支払い、謝罪するということで和解。しかし、事実と異なる内容の情報がFacebookに投稿されたとのこと。
マッサージ店オーナーは、ビジネスの評判に対する名誉毀損の告訴をコンピュータ犯罪法に基づいて提起する意向です。なお、元のFacebook投稿は削除されていますが、スクリーンショットを証拠として保存しています。
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Source: タイランドハイパーリンクス