05.09
米ホテルの宿泊客、早朝に従業員から足の指を舐められる「悪夢のようだった」
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アメリカ・テネシー州ナッシュビルで5月5日、客室に侵入して男性客の足の指を吸った容疑でホテルのマネージャーが逮捕された。
警察によると、ナッシュビルのヒルトンホテル・ダウンタウンで働いていたデヴィッド・パトリック・ニール容疑者は3月30日午前5時頃、部屋のカードキーを複製して、被害者のピート・ブレナン氏の客室に入った。
ブレナン氏は「何らかの方法で部屋に忍び込んだ男性から性的な暴行を受けて目を覚ました」「加害者はヒルトンのマネージャーでした」とナッシュビルのテレビ局WKRNに語った。
同氏は一連の出来事を振り返り「大きなショックを受けた」とも述べている。
「まるで夢、悪夢を見ているようでした。意味がわからず、どうしてこの人は私に触れているのかと思いました」
警察によると、ニール容疑者は事件の前日に別の従業員とともにブレナン氏の部屋を訪れ、テレビの問題に対応していた。
ニール容疑者はブレナン氏の部屋に入ったことを認めているものの「煙の臭いがしたためゲストを確認しに行った」と主張している。
しかし警察は、ニール容疑者は煙の匂いについて警備員に報告しておらず、ホテル内で他に煙についての通報はなかったとしている。
ニール容疑者がブレナン氏の部屋に入るために使用したカードキーを捨てたと供述しており、鍵はまだは見つかっていない。
一方、ブレナン氏はニール容疑者を雇用していたヒルトンを提訴している。
ブレナン氏の弁護士マイケル・フィッシャー氏は、ホテル側はニール容疑者の犯罪歴を調査する責任があったとWKRNの取材で指摘した。
「(容疑者は)過去に複数の偽造罪や、飲酒運転、過失致死の有罪判決で服役しています」
「これはヒルトンが雇用時に犯罪調査をして知っておかなければいけなかったことです。このような人物が、鍵を複製したり、ゲストの部屋に入ったりする権限を持つ立場に就くことがあってはなりません」
ニール容疑者を雇用していたヒルトン・ナッシュビル・ダウンタウンは「私たちはゲストと従業員の安全と安心を最優先にしています。ナッシュビル警察署に全面的に協力していますが、社の規則で進行中の捜査にコメントはしておりません」と声明で述べている。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。
Source: HuffPost