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NHK Eテレの教育番組『おかあさんといっしょ』で「体操のお兄さん」を務めている福尾誠さんが、4月1日で番組を卒業することになった。NHKが2月20日に「ご自身の決断により、卒業されることになりました」と発表した。

プレスリリースによると、福尾さんは順天堂大学スポーツ健康科学部卒業。6歳から体操競技を始め、選手として16年、コーチとして5年のキャリアを積んでいる。2019年4月から約4年間にわたり第13代「体操のお兄さん」を務めている。

福尾さんの後任は、佐久本和夢（さくもと・かずむ）さん。3歳で新体操を始め、2022年まで選手として活躍しており、現在は大学3年生だという。

福尾さんはレギュラー出演最終日の4月1日、番組の最後に視聴者に挨拶。佐久本さんを紹介する予定だという。福尾さん以外のメンバーは出演を継続する。

■意外な卒業にSNS上では驚く声が続出

SNS上では「卒業するのはゆういちろうお兄さんじゃなくて、まことお兄さんなの！？」とサプライズ人事に驚く声が続出した。

同番組で12代目「歌のお兄さん」を務める花田ゆういちろうさんは、福尾さんがデビューする2年前の2017年4月から約6年間、出演を続けている。

中日スポーツによると、2月6日の放送で花田さんはピンクの生地に赤いバラが施された上着で登場。後ろには山積みされた花の山が添えられていたことから「ゆういちろうお兄さんが今期で卒業してしまうのでは？」と、“卒業フラグ”と受け止められていた。