02.10
東急不動産、物流施設開発「アルファ レムチャバンプロジェクト」開発に参画
東急不動産株式会社は、現地子会社であるTOKYU LAND ASIA Pte.Ltd.を通じて、タイ大手上場不動産デベロッパーであるOrigin Property Public Company Limited(オリジン社)およびタイ大手上場物流事業会社であるJWD InfoLogistics Public Company Limitedの合弁会社であるAlpha Industrial Solutions Company Limited (アルファ社)が開発を進める物流施設開発事業に新たに参画します。
<プレスリリース>
■バンコク都市圏での物流施設開発計画
ASEAN域内においては現在、国をまたいだ交通網(経済回廊)の整備が進められており、タイはその中でも地理的に中心に位置していることや製造業が集積していることを背景に、物流マーケットの成長が見込まれております。
本物件は、タイ最大の湾岸工業地帯(EEC)を構成するチョンブリ県における物流施設開発案件です。東南アジアでも有数の大型港であるレムチャバン港に近接し、製造業をはじめ幅広い産業における保管や積み替えニーズを背景とした、倉庫需要の旺盛なエリアとなります。施設計画については、平屋建て倉庫6棟から成るマルチ型物流施設となります。
現在、タイにおいては、新型コロナウィルスの感染が落ち着きを見せつつあり、海外からの人の流入が復調の兆しを見せています。タイの物流施設はコロナ下においても比較的安定したマーケット動向を示しておりましたが、アフターコロナにおいて人の流れや経済が活性化すれば、タイ物流マーケットの更なる成長につながると考えています。
■プロジェクト概要
【名称】アルファ レムチャバンプロジェクト
【敷地面積】約90,000㎡
【賃貸面積】約49,000㎡(予定)
【建物計画】倉庫
【着工】2023年2月(予定)
【竣工・引渡】2024年10月(予定)
■事業パートナーについて
①オリジン社について
オリジン社は2009年に設立された、タイの上場不動産デベロッパーです。住宅事業をコア事業としながら、近年はホテル、サービスアパートメント、オフィスなど、多角的な事業領域への投資を進めています。また将来的なREITの組成を見据え、REITに組み込む想定のアセット開発を発表するなど、循環型再投資モデルでのさらなる成長を企図しています。当社とは2021年よりホテル開発事業である「ワンパヤタイプロジェクト」とオフィス開発事業である「ワンサナンパオプロジェクト」において共同事業を推進しております。
②JWD社について
JWD社は1979年に設立された、タイの上場物流事業会社です。倉庫管理、保管、輸送、流通等の総合的な物流サービスを提供しています。近年は事業の多角化を進め、インドネシアやベトナムをはじめとしたタイ国外のASEANへも事業を展開しています。
本案件は、オリジン社とJWD社の合弁会社であるアルファ社との3件目の共同事業案件となります。
オリジン社およびアルファ社(以下「オリジングループ」)と当社とは、オリジングループがタイで展開する様々な事業で当社と共同事業展開を検討することと、それによる両社の成長を目指すことで合意しております。本件により、オリジングループとの共同事業案件は計9件となり、ホテル、オフィス、物流施設という多様な事業での協業を実現しています。今後もオリジングループとの共同事業を着実に積み上げることにより、当社の幅広い事業ウイングとのシナジー発揮に挑戦し、当社のタイ事業の更なる拡大発展を目指していきます。
The post 東急不動産、物流施設開発「アルファ レムチャバンプロジェクト」開発に参画 first appeared on タイランドハイパーリンクス:Thai Hyper.
Source: タイランドハイパーリンクス