2022
09.14

ゼロボードとアユタヤ銀行、脱炭素経営支援のパートナーシップ覚書を締結

国際ニュースまとめ

ゼロボードとタイのアユタヤ銀行、脱炭素経営支援のパートナーシップ覚書を締結

 GHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard(ゼロボード)」を開発・提供する株式会社ゼロボードは2022年9月13日(火)、タイのアユタヤ銀行(現地呼称「Krungsri」)とタイにおける脱炭素経営支援のパートナーシップ覚書の締結式を行いました。

ゼロボードは、日系企業の製造拠点やサプライチェーン全体における、GHG排出量の把握と削減を目指す脱炭素経営支援を目的に、パートナー企業5社とともにタイへの進出を2022年8月24日(水)に発表。今回の覚書の締結は、ゼロボードが創業時から推進している脱炭素領域のソリューションパートナー拡大の一環となります。

 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のグループ企業であるアユタヤ銀行は、タイで第5位の資産規模を誇る総合商業銀行で、日系企業取引でもタイ国内トップクラスのマーケットシェアを占めています。今回の覚書締結を機に、両社では、アユタヤ銀行のタイを中心としたASEAN諸国のネットワークを活かし、日系企業のみならず現地法人に対しても脱炭素経営の支援を拡げていきます。ゼロボードは「zeroboard」を提供することでGHG排出量の算定と可視化を実現し、アユタヤ銀行は脱炭素化の実行支援のためのサステナブルファイナンスやソリューション等を提供していきます。

 

  • 各社のコメント

・アユタヤ銀行 頭取 秋田 誠一郎氏
 脱炭素化は、世界的にみてビジネスの最優先課題です。KrungsriはMUFGと同様、2050年までに投融資ポートフォリオのGHG排出量のネットゼロを達成することをコミットいます。日本では、MUFGはゼローボードと共に200社を超える国内の法人のお客さまに対し、ゼロボードのご紹介を通じた脱炭素経営の支援をさせていただいております。このようなサービスをタイのお客様にも提供できるようになって嬉しく思います。
ゼロボードの先進テクノロジーと当行の金融サービスにより、特に管理が非常に困難なサプライチェーン領域においてのGHG排出量算定・可視化サービスを導入することで、タイのお客様の効率的な脱炭素化に向けた取り組みをサポートできると確信しております。

・株式会社ゼロボード 代表取締役 渡慶次 道隆氏
 当社パートナーである三菱UFJ銀行とのご縁により、同じMUFGグループのアユタヤ銀行とパートナーシップの覚書を締結できたことを大変嬉しく、また、タイでのマーケティングを進めていく上でも非常に心強く感じております。アジアの脱炭素化を日本が率いていくためには、さまざまな現地パートナーとの連携が不可欠であると考えます。アユタヤ銀行のネットワークと当社の技術を組み合わせて、「zeroboard」がGHGのデータインフラとしてデファクト・スタンダードとなることを目指し、アジアでのプレゼンスを共に高めていきたいと考えています。

 

  • 会社概要

・アユタヤ銀行(現地呼称 Krungsri(”クルンシィ”))|Bank of Ayudhya Public Company Limited
所在地:バンコク都ヤンナワ区ラマ3世通り1222番地
代表者:頭取 秋田 誠一郎
設立:1945年1月27日
事業内容:銀行業務
ホームページ:https://www.krungsri.com/th/personal

・株式会社ゼロボード|Zeroboard Inc.
所在地:東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟22階 SPROUND
代表者:代表取締役 渡慶次 道隆
設立:2021年8月24日
事業内容:温室効果ガス排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard」の開発・提供/電力・環境価値に関するコンサルティング/ブランディング・キャンペーン支援
ホームページ:https://zeroboard.jp

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