タイの「優先席」は僧侶や子供も対象、その理由は…

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バンコク都市鉄道のBTSスカイトレインは、乗客に対して度々利用する際のマナーについては発信を行っていますが、2022年7月10日の発信は「優先席」についてです。

BTSによると「優先席」は、お年寄り、妊婦、障害者、怪我人や病院など立っていることが辛い人たち、子供、そして僧侶のための席です。

「優先席」には全ての乗客が座ることができますが、対象の人たちが現れた場合は、速やかに席を譲る必要があります。

それにしても、僧侶が「優先席」の対象になっているのは、日本人にとっては不思議ですね。その理由は、タイの僧侶は戒律で女性に触れることが禁止されているため、間違って女性に触れることがないように、優先席に座るとのこと。なお優先席の隣に女性が座っている場合、僧侶が優先席に座ると、女性は移動するようです。

また、子供が優先席の対象なのも日本人にとっては不思議ですが、タイでは公共交通機関で大人が子供に席を譲る場面を良く見かけます。その理由を聞いたことがありますが、以前のタイでは移動はバスが主流で、運転が荒かったり、ドアを開け放して走行したりしていたこともあり、転倒や転落の危険があるため子供には席を与えたとのこと。他にも理由があるかもしれませんが、とりあえず納得？

 

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