タイ・エアアジアX、新型コロナ感染拡大中の予約分の払い戻しを確認

2022
06.24

タイ・エアアジアXは、破産申請がタイ中央破産裁判所に受理されたものの、新型コロナウイルス感染拡大中の過去2年間に行われたすべての有料予約を払い戻すことを確認しました。2022年6月23日のタイ国営メディアNNTが伝えています。

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タイ・エアアジアXのタサポン取締役は、破産手続き前に行われた6500件の予約と2022年5月17日以降の新規予約は、裁判所の手続きの影響を受けないと断言しています。これらの予約は、現金またはクレジットによる払い戻しの対象となります。

タイ・エアアジアXは約250億バーツの負債を抱えて破産を申請しており、5月17日にタイ中央破産裁判所に受理されました。この申立てに債権者の異議がなければ、タイ・エアアジアXは2023年第3四半期までに終了させたい再生計画を進める予定です。

破産手続き中も、ハブ空港をドンムアン空港からスワンナプーム空港に移転し、使用スペースを減らしてコストを半減させるなど、運航コストの削減を続けています。タイ・エアアジアXは、新型コロナウイルス感染拡大以前は15機のジェット機を運航していましたが、2022年に入って5機に減らしました。

タサポン取締役は、タイ・エアアジアXの国際線は通常通り運航されることを確認しました。2022年には30万人の乗客にサービスを提供することを目標に、日本と韓国の全就航地を再開する意向です。東京路線は2022年7月1日に再開され、大阪／札幌路線は2022年10月に再開される予定です。