2022
05.03
05.03
【ブックハンティング】子どもと引き換えに、女性たちが失ったものの大きさを今こそ直視するとき
人から不意に、子どもを産まなければよかった、母にならない方がよかったという、いっときの愚痴ではない本心を聞いてしまったらどうだろうか。その人が自分の家族でなくても、ドキッとして、胸がざわつくのではないだろうか。逆に、苦労はあったけれど、子どもがいたから頑張れた、成長することができた、という話は耳に心地よい。そうであってほしいという願望がどこかにあるからだろう。そう信じなければ、家族や親子関係の根幹が脅かされるという無意識の恐れもあるだろう。
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Source: Foresight